アナーキー小池の反体制日記

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#913 国会議員定数削減

2012年01月20日 | 国内の話題
民主党が国会議員削減策を示しました。
消費税率アップ表明に対し国会議員定数削減や国家公務員給与削減など、歳出削減策が見出せないとの批判に応えたものでしょう。
早速各党から反対の声が上がっています。
民主党案を先に示していた自民党すら反対しているのには呆れています。
自民党政権下「なんでも反対する」と社会党をなじっていた自民党が、今度は自身が出した案にまで反対するのですから昔の社会党以下です。

ボクは民主党が示した衆議院議員定数削減案に反対です。
どうみたって民主党と自民党に有利な削減策です。
小選挙区はたったの5減。それも違憲判決を受けた地域だけです。

小選挙区制は自民党政権下時代、自民党が有利なように反対を押し切って成立させた選挙制度です。
前回の衆院選では、それがあだとなり民主党が政権を奪ったのですから皮肉です。
何せ選挙区から1人しか当選しませんので、大政党でなければ議員は生まれません。
ボクのような少数意見を持ったものは最初から選挙権を奪われているようなものです。
その選挙区、定数300から295になるのですから2%の削減率にしかなりません。

少数意見を持ったものが代議士になりうる比例代表は80の減です。
もともと180人しかいませんので、45%の削減率です。

これでは民主党と自民党に有利な削減案です。

ボクは選挙制度について今のようにややこしいものではなく、単純に大選挙区にすればいいのだと思っています。
例えば、北海道を1選挙区にし,定数を20にします。(東北、関東・・・との括りで人口比で定数を決めます。)
得票数の多い上位20名を当選とするのです。

ボクの考え方・ものの捉え方が少数意見なのを十分理解しています。
少数意見だけど、ボク以外に同じような思いを持っている人が少しだけいるのを知っています。
いろいろな少数意見があって当たり前ですし、それらが政治に参加することも当たり前のことだと思っています。

小選挙区制はいけません。
少なくとも1選挙区20名以上の定数が必要です。
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