2年前に発覚した滝川市立病院医師確保をめぐる浅ましい行状についての続きです。
旭医大トンデモ学長・吉田晃俊に当時の滝川商工会議所会頭が経営難に陥るであろう滝川市立病院の今後について相談を持ち掛けた、ちゅ~ことはマユツバもんです。
想像をたくましくすると、誰かを守るための方便ともとられるのです。
滝川市や滝川市立病院が多くの問いに「記録が無く、当時の担当者もいない」し、これからも「調査しない」とおっしゃるのはかなり異常な反応です。
まるで犯罪の容疑者が警察の取り調べの際、弁護士から「黙秘します」って言え、と教え諭(さと)されているようです。
そんな異常な状況に、市議会も無言なのには不気味さを覚えます。
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この事件、ホイト的行為ではあるけど、それほど大きな事件ではありません。(贈収賄の疑いは残るけど)
きちんと市民に説明したら、それなりに理解を得られる事案ではないでしょうか。
それを「記録が無く、当時の担当者もいない」し、これからも「調査しない」と滝川市と滝川市立病院が“木で鼻を括(くく)る”ような対応しかしないもんだから、いろいろ妄想をたくましくしてしまうのです。
滝川市のこのような不誠実な黙秘戦術には、まだ明かされない事実があるんではないか?と疑念を抱くのは当然です。
少なくとも「記録が無く、当時の担当者もいない」のはウソです。
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この事件は滝川市が小学女児いじめ苦自殺事件、ごろつき夫婦による2億4千万円生活保護費恐喝事件、体育協会公金不正事件、農業開発公社粉飾決算事件が連続して発覚する頃に当時の市長が成した事件です。
滝川市はあの数年間、なんでもありのハチャメチャ時代でした。
今回発覚したのも16年前の2006年に締結した“医療情報アドバイザー”契約です。
何度も記しますが、この手の契約、一度行なったら相手側が消え去らない限り解除できないのです。
契約後今まで、このことに係わった担当者はお気の毒ですし、今回発覚したタイミングでの担当者はもっとお気の毒です。
お気の毒ついでに、全容解明に務められんことを心から願っています。
ボクはこのシリーズ、かなりの部分を憶測と予断に基づいて記しています。
なにせ、当局からこの事件について「記録が無く、当時の担当者もいない」し、これからも「調査しない」としか反応が無いのです。
事件の真相に迫りようがないのです。
当局の対応は無用の疑惑を呼び込んでいるように感じてしょうがありません。
例えば・・・事件の主犯格や準主犯格に現役関係者がいる、な~んてね。
旭医大学長へ“袖の下”事件の闇は、滝川市の暗黒史を飾る新たな1ページになることは疑いようのない事実です。
次回はこの滝川市の負の遺産(田村・新 病院分)の総括です。