アナーキー小池の反体制日記

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#1200 2億4千万円恐喝事件 市が控訴

2013年04月02日 | マチの事件簿
地裁で判決の出た2億4千万円生活保護費恐喝事件住民訴訟は、原告・被告とも高裁に控訴する模様だとの情報が、今日の朝刊にありました。
被告の市側は、2億4千万円の支出は"重大な過失などなかった"とし、管理職職員2名に対する損害賠償責任を認めた地裁の判決が不服としています。

判決文を読んでいませんので詳細はわかりませんが、判決は少なくとも市側の"重大な過失"を断じたものなのでしょう。

今の市長は、この事件の市の責任を突いて当選しました。
その新市長が控訴を伝える会見で「個々の職員がここまで重大な責任を問われなければならないのか」と語ったそうです。
立場が言わせた言葉なのでしょうが、言外に"なぜ市長や副市長の責任が問われず、職員だけが問われるのか"との思いがあったように思わずにいられません。(そう思わずには救いようがありません)

原告側の控訴理由も"なぜ市長や副市長の責任が問われないのか”です。

市職員の多くは、損害賠償が済んでいるのに、もういい加減にしてもらいたいと思っています。
ボクも本心では、滝川市の恥をこれ以上,晒(さら)したくないとの思いはあるのです。
でも今回の判決は中途半端でいけません。

例の彼等が恐喝を始めた当初から担当部局管理職職員は、市長・副市長に報告し、判断を仰いでいるのです。
今回の判決は、そもそも市長・副市長に報告し判断を仰ぐ、のがお門違いだったと明確に述べられています。
決済権者が全ての責任を負わなければならない、と言っているのです。
市長・副市長はただのお飾りなのだ、と言っているのです。

市の恥を忍んで、この判決は不当だと、控訴するのは当たり前です。
原告・被告双方とも。
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