アナーキー小池の反体制日記

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#584 次期市議選①

2011年01月02日 | H23市議選
地域紙の新年特別号って、大晦日に届いていたんだと思います。
広告ばかりがやたら多くて記事は提灯ばっかり、読み甲斐がないので今日まで放っておいたんです。
今日は新聞休刊日で退屈なものだから読んだけれど、意外な記事があって気に留め置かれています。

今年4月に行われる地方統一選挙の特集の中にです。
この近辺の市町の首長、道市町議選のことについて書いてありましたが、このマチの市議選は引退する議員が多く、新たに出馬しようとする新人が少ないため無投票の可能性があり、また、無投票ないし定員割れを防ぐため議員定数の削減が検討されるとのことです。

首長選でも無投票の可能性をささやかれる時期があったのですが、市議選でも・・・とは思いもしませんでした。

市議の定員は18名だそうです。
前回市議選まで4回連続で、定数削減が行われたとのことです。
きっと2割も3割も定数が減らされたのでしょう。

市民の間には市議なんてどんどん削減すればいいとの声があるのは承知しています。
極端には、市議会なんて不用だと言う人もいます。
市議会は市井人の思いを反映してはいない、との思いがあるからです。
確かに、市立病院建設時の市議会の対応ぶりには、この温厚なボクでもイラッ!ときましたもの。(この件はページ左側のカテゴリー欄、"市立病院建替え"にあります。)

市立病院建設時の対応などに見られる住民と議員との意識の乖離(かいり)などから、ボクは議会制民主主義に懐疑的な思いを持っていますが、議会ではなく住民皆が参加する民主制(直接民主制といいます。)の到来は望み得ぬ現実を鑑みると、次善の策として議会制民主主義を認めざるを得ません。
本市はあまりうまく機能しているとは思えませんが、議会には首長の暴走を止める大事な役割があります。(きちんと機能していれば、こんなにたくさんの不用な建物は出来なかったに違いありません。)

次善の策としても、議会制民主主義を守るためには議員定数をこれ以上削減するのには反対です。
少なくなればなるほど、少数意見を持った人が議員にはなりにくくなります。
少数意見を持った議員がいなくなれば、戦前・戦中の大政翼賛会みたいになってしまいます。(いまもそれに近いものになっていると危惧しています。)

・・・
地域紙の記事の中で「現状を受けて中田(市議会)議長は、1月号の広報たきかわで異例の市議選出馬の呼びかけを行った。」とありました。
広報たきかわ1月号は暮に読んでいますが、巻頭にある市長と議長の言葉は読み飛ばしていました。
いつもありきたりでつまらないからなのですが、今回のは読んでみるとちょっと面白いのです。

長くなりそうなので、次回に続きます。
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