＃1217 お辞儀（おじぎ）

3回連続政治思想のことを記したものだから、ボクはすっかり嫌われました。
民族派からは、親の敵のように思われています。
すっかり反省して、今回は人畜無害・無味無臭のものとします。

日本のトップアスリートが、海外でお辞儀をするシーンを見受けられます。
サッカーの長友や、女子アイスホッケー選手などがしています。
特に女子アイスホッケーは、集団ですので目立ちます。
集団でお辞儀するとき、ペコって声かけをするというのですから、楽しいじゃありませんか。

お辞儀は結構世界中である挨拶なようです。
一番大事で弱い頭を相手に差し出して、敵意がないことを示しています。

その中で日本のお辞儀はかなり特異なようです。
何回も何回も繰り返しますし、頭を深く垂れます。

最近はあまり見かけませんが、昔は長々とお辞儀を繰り返している光景をよく見かけたものです。
そして、お辞儀をしている最中、お互いに何かを語り合っているのです。
この姿は外国人にとって珍しく映ったようで、昔のアメリカのアニメに、日本人を象徴するものとして描かれていました。

近年、それほどの長いお辞儀には滅多にお目にかかれませんが、今でも挨拶の基本として、新入りビジネスマンの必須の講習科目となっているようです。
ボクは、欧米人のするような握手から入る挨拶より、丁寧なお辞儀が奥ゆかしくて良いように思います。
新人教育で伝播される型どうりのお辞儀より、親に教えてもらったであろう、心のこもったのが好きです。
日本の良い伝統文化です。

・・・
昔,草野球をしていた頃、力のない投球に、球がお辞儀をしている！って、ヤジった記憶があります。
なんと上品なヤジだったのでしょう。

そして、バットがお辞儀をしているなんて言い方もしたものです。
アッ！、バットのお辞儀は野球に関係のないところで言われていましたっけ。