アナーキー小池の反体制日記

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#2978 ご近所との除雪互助会(6)

2019年03月29日 | その他
除雪をしてくれることになった板金屋さんのご隠居は、この辺りをよく知っていました。
そして雪を置かせてもらっている農地所有者とも懇意で、してもらうことになる除雪の説明は少々で済みました。
この御仁、なかなかの人徳を有した方で、職業訓練校の責任者をしていたこともあるんです。
「今日中に現場を確認して、明日にでも見積りをお渡しする。」とおっしゃってくれました。

・・・
事故の翌日の午前中に、被害にあった方の頭部の手術が行われました。
ボクは麻酔が切れるころを見計らって、午後3時ころ病院に行きました。
手術は無事に終わっていました。
医師からは「砕けた頭骨はみな除去できた。そこにはプレートを貼ってある。2週間ほどの入院になる。」と言われたそうで、いたって元気な様子でした。
ボクは彼に「頭痛がするとかの症状は無いの?」って後遺症のことを遠回しに聞いたんだけど、彼は「腰が痛いんだけど首も頭も何ともないよ。」って言うんです。
後遺症はこのあとに表れるのかもしれないけど、今のところは何もないようなのでちょっと安心しました。
ちなみに腰痛は事故による打撲だったようで、1週間ほどで治まったようです。

事故直後にボクは病院から妻に「事故により除雪が出来なくなった」旨を会員に伝えるよう伝えました。
そして事故2日後と3日後に会員各戸を回り、事故状況を説明したり、除雪業者に委託すことになるがその名簿をが必要なので電話番号等記入してもらいたい旨、お願いをして廻ったんです。
ほとんどは快く応じてくれたんだけど、中にはこの間の雪の処理の不満を何気なく述べたり、いつの間にか会費が上がっていたと、と嫌味を言う奴もいたんです。
もちろんいつの間にか会費を上げたことなどありません。
“そ奴”の勘違いなんだけど、こんな非常時にそんなことを言うそ奴の性根が嫌らしく、一生そ奴とは話をしないぞ!って思うほど腹が立ちました。
事故でメンバーが大ケガをして心が折れそうになっているときに、追い撃ちの一撃でした。

・・・
酒酔い運転をして事故を起こした者が任意保険に入っているか不安でしたが、加入している、と聞きちょっと安心しました。

しかし、いろいろ雑音が聞こえてきました。
酒酔い運転の被害にあったら損害保険の対象にならない、とか、ショベル機所有者の又貸し使用は対象外なのではないか?とかです。
ボクも昔に、悪質な交通違反による交通事故は補償の対象外、という話を聞いたことがありましたし、ショベル機所有者との機械使用に関わる契約も結んでいないので、もしかして損保会社からの補償はないのかもしれない、って思ってました。
もちろんその損保会社は酒酔い運転をして事故を起こした側の、です。

ただボクは、そんな懸念は持ちながら除雪を業者委託することに躊躇(ちゅうちょ)しませんでした。
いつ大雪が襲ってくるか知れません。
いよいよになったら、除雪委託料の数十万円をボクが負担することになってもいい、との思いでした。

次回はシリーズを中断して時事モノにします。
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