アナーキー小池の反体制日記

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#3842 東京五輪総括(7)

2021年08月16日 | 教育・文化・芸術・スポーツ

森喜朗の愚かすぎる勘違い、の続きです。

この森喜朗、辞めさせられたのはいいけど、その直後の愚かな勘違いにも嗤(わら)わせられました。その感覚の愚鈍さに、呆れかえってしまいました。

この森喜朗、辞めさせられたのに、自身の後継者を勝手に決めてしまってその本人に連絡し、その人も何を勘違いしたのか同意し、記者会見の場に向かってしまったんです。

その後継者として勘違いしたのは、サッカーのJリーグを創設した男、とまで言われる川淵三郎です。ボクもそれなりに評価していた人でした。でも、やはり川渕三郎も体育界上がりで、しかも年寄りです。まともな判断が出来なくなっていたんでしょう。

誰もが考えなくともクビチョンッパになった者が、後継者を決められるわけが無い!ってくらいはわかります。民主主義国家の組織は、少なくとも手続きを踏んでから後継者の決定をしなければなりません。そんなの常識です。

体育界上がりの年寄りはたちが悪いのです。表舞台に出なければたいして迷惑を及ぼすことはないんだけど・・・そういうのに限って往生際が悪いのです。

・・・

ポンコツが成したとんだ喜劇を観させてもらいましたが、五輪の開催の可否についてはまともな議論がありません。

国民の多くは、このコロナ禍期における開催に懐疑的なんだけど、IOC・JOCはもとより、組織委も前のめりなんです。開催の可否を問われたスカは「国は主催者でないので・・・」と無関心な逃げ口上を述べていました。

そんな時、ちょうどサミットが開催されたんです。そして五輪の主催者で無いスカはその場で「東京五輪を開催する」って発言し、その発言に対し各国から賛意を得た、として開催することを既定事実としたのです。(2021年6月20日投稿 #3788 サミットは五輪開催の決定機関? 参照)

その投稿文に記していますが、何ら責を負わない他国の首脳の支持を得たことなんか、へのツッパリにもならないことなんだけど、そこはスガが常套とするヘなまくら戦術行使です。

いつのまにか国情も、五輪は開催するもの、となってしまったんです。

続きます。

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