アナーキー小池の反体制日記

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#480 鳩の恩返し?

2010年08月30日 | 国内の話題
政権与党、民主党の党首争いが面白い局面を迎えています。
今日も鳩山・小沢・輿石の3兄弟がダンゴーをしたようです。(その後、菅と小沢がダンゴーをするとかしないとか・・・わかりません。)
マッチポンプ鳩山の面目躍如です。

党首だった鳩山が小沢幹事長と心中降板して数ヵ月、今度はその小沢を支持すると言い出したのです。
その理由は、「総理大臣になれたのは小沢のおかげ」なので、鳩山はその恩返しに小沢を支持するとのことです。
世間はこのことを揶揄し、「鳩の恩返し」というんだそうです。

(民主党党首イコール首相でないことは承知していますが)一国の総理大臣が、このような個人的な感情から生まれるなんて信じられません。
鳩山が仮にそういった感情を持つとして、外部に漏らすようなことをしてはいけません。
一国の、一党のトップが有力者の貸し借りのゲームで決めていいはずがありません。
一国の、一党の将来を本当に見定れるトップを見極めなければならないのに、この体たらくです。

この3年で6人の首相です。(5人でしたっけ?)
きっと、今までの首相もそんな感じで決まって、蓋を開けてみれば「そんな珠(たま)じゃなかった」ので、罷免の憂き目にあったのでしょうか。

菅が勝つのか小沢が勝つのかわかりません。
でもどちらが勝っても民主党は分裂が心配されます。
一番喜んでいるのは(期待しているのは)自民党です。
敵失により自民党が、政界再編で政権を奪取することが現実味を帯びてきました。

このごたごた、自民党の策謀ではないかと思わせるほどきれいに描かれています。
菅対小沢、そして民主党対自民党、どちらにも共通しているのは、ミミクソとハナクソのバトルにすぎないということです。
ボクにとってはどうでもいいことなんですが、鳩山の無節操ぶりにはあきれてしまいます。
田中角栄や金丸信のように、キングメーカーを気取っているのでしょうか?
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