生と死に関する昔の投稿はまだまだありますが、今回をもって終了いたします。
#1085 自死について 2012年10月11日
先の"早逝した友"シリーズで、少なくとも2人の友が自殺したことを記しました。
残念な死であることに間違いありません。
肉体や精神が途方もない痛みに襲われて、死を選ぶのはあり得ることです。
先の2件がそれほどの痛みを負ったものか?と疑問として残っています。
死を選ぶ以外の . . . 本文を読む
一昔前、原子力発電所が大事故を起こす、とか、性的少数者の権利確保、とか、先住民の権利獲得とかを述べると白い目で見られたものです。
今ではようやく白眼視されることは無くなりましたが。
しかし今も、人口は減じなければならない、とか、クジラを獲って食べてはいけない、とか、自殺を幇助(ほうじょ)する仕組みを作るべきだ、との主張は白い目で見られています。
どうも世の中、ボクの意識から数十年は遅れているよう . . . 本文を読む
このシリーズ、食傷気味の方も多かろうと思います。
死は誰にでも必ず訪れるもので避けられないものなんですが、多くの人はあえて触れないようにしています。
でも、考えなければなりません。
そんな意味も込めてしつこく過去の記事を再掲します。
#650 生と死と(上) 2011年3月24日投稿
数日前、東北関東大震災被災地で、9日間倒壊した家屋に閉じ込められていた2人が救出されたニュースがありました。 . . . 本文を読む
自死について10年も昔のものの再掲です。
#132 自死とその行方 2008年6月2日投稿
自死(自死者)は、大昔からタブー視され、宗教には地獄に堕ちると脅され、大いに偏見にさらされています。
偏見の中には、精神異常、精神の屈折、厭世主義、悲観主義等、印象のよろしくないのばっかりなんです。
報道も政策も自死を悪いことと捉え、撲滅キャンペーンを張るほどです。
自死者の確率の高い地域は、自死率 . . . 本文を読む
死について昔の投稿したものを再掲します。
今回のも11年前のものです。
#131 自死と刑死と自然死 2008年5月29日投稿
ボクはずっと昔から、死を迎えるに至る苦痛に対し、理不尽な思いを抱いています。
#2に病院で死を迎えることの酷(むご)さを記しています。
ボクの実体験と見聞を元にしていますが、十数年前ベストセラーになったヌーランド著『人間らしい死にかた』には、医者として看取った大量の . . . 本文を読む
まだまだ自殺についての投稿がありましたので、再掲を続けます。
11年前のものです。
#130 自殺とその報道 2008年5月25日投稿
近頃、硫化水素を用いた自殺が多発しています。
そして、自殺が多発するのは報道のせいだとの論評があります。
報道するからマネをするのだって言うんです。
ボクはこのようなことをこのように大真面目に論評する人を見て、なんて見当はずれのことを言っているんだろうかっ . . . 本文を読む
この再掲を続けてると、「お前、さっさと死んでしまえ!」って声が聞こえてきますが、そこのところのボクの思いが今回のに載っています。
11年半前に投稿したものです。
#79 ボクの死生観(2) 投稿2008年1月14日
前回の続きです。
時々、集団自殺のニュースが出ます。
インターネットの自殺サイトにはとても多くのアクセスがあるんだそうです。
きっと、この世の中には自殺をしたいと考える人がたくさ . . . 本文を読む
ボクの死生観について、昔に投稿したのを再掲し続けます。
#78 ぼくの死生観(1) 2008年1月8日投稿
#1に、ボクは小さい時から周りの人との感覚の違いを感じていた、と記しました。
ボクの死生観は、小さい頃からではなく中学生の頃、大方の人とは違うと認識しました。
死生観と言っても死についてです。
端的に言えば、ボクにとって死は怖いものではなく、むしろ甘い誘惑と感じるものなんです。
も . . . 本文を読む
このブログを始めた当初に投稿したものです。
もう13年も前のものですので、事情は多少変わって来てるのかもしれません。
特に、痛みを和らげる療法の進歩は目覚ましいものがあるようです。(どうしても痛みが治まらない例もまだまだあるようですが)
一方、植物人間状況に陥った人に対する延命処置はいまだ続いていて、人間の尊厳を損ない続けています。
死刑になったら楽に死ねるのに、何ら罪を犯してない人が地獄の苦しみ . . . 本文を読む
#3129参院選・安楽死制度を考える会、でちょっと記しているんだけど、ボクは安楽死が合法化されればいい、と思っています。
このブログで何度も記していますが、ボクの死生観は厭世的です。
次回以降、今まで投稿したボクの死生観に関するものを再掲しますが、今現在のボクの思いをちょこっとこの場で述べます。
ボクは地球上の問題の諸悪の根源は、ヒトの頭数の激増によりもたらされている、と断言します。
少子化を嘆 . . . 本文を読む
6月でしたっけ、参院選が行われました。
興味深い党名がありました。
“安楽死制度を考える会”です。
安楽死を合法化しよう、と主張する会です。
安楽死は一定の基準のもと、医師が希望者に薬剤を注入し死をもたらす、というものです。
ヨーロッパの一部ではすでに合法化され、けっこう多くの人が処置を受け死に至っています。
そんなことをしたら日本では犯罪です。
自殺幇助で医師が逮捕されます。
なもんだから . . . 本文を読む
花柳幻舟が死にました。
舞踊家、女優、作家、フェミニストなどの多様な顔を持つ77歳の女性でしたが・・・その過激な言動で世間をずいぶんと騒がせた存在でした。
2月28日に、群馬・安中の橋の上から転落して死亡してました。
警察もメデァも事故死として扱っていますが、自殺です。
彼女の生き方を見ていて思うには、老いの醜さをこれ以上さらしたくない、との思いからの自死だと感じるのです。
半端ない反骨で反体 . . . 本文を読む
ついこないだ、近所のご老人が亡くなりました。
ボクはこの地に十数年前に来たんだけど、この時から今までずっと交流があり、お世話にもなった方でした。(80歳の男性です)
亡くなる数日前にも、会話を交わしていました。
いつものように、居間でパソコンをいじっていました。
この1,2年は体が弱っている様子でしたが、入院もせず、毎日パソコンに向かっている姿が見られたのです。
亡くなる二日前、朝に「具合が悪い . . . 本文を読む
南米大陸最高峰アコンカグアへの登頂を目指していた冒険家三浦雄一郎(86)の事務所は21日、同行した医師の判断で登頂を中止したと明らかにしました。
体調には問題なく、既に下山したそうです。
三浦氏は事務所への電話で「僕自身大丈夫、頂上まで行けるという自信がありましたが、医師の判断に従うことにしました」と話ています。
・・・
あのね、いくら元気があるからって末期高齢者が高い山に登ろうなんて考えるのは . . . 本文を読む
1月に自殺したヒョーロン家の西部邁(サイベブー)は変節漢で、ボクの好むところではありません。
このブログに彼のことを記そう、なんて気持ちはありません。
ただ、彼の自殺をめぐって2人が自殺幇助(ほうじょ)で逮捕されたことに、思うところがあります。
変節漢の西部邁が、最後にまで他人を巻き添えをしたことに憤(いきどお)りを覚えながら。
・・・
日本は安楽死が認められてません。
ずいぶん昔から言われてい . . . 本文を読む