アナーキー小池の反体制日記

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#3137 再掲シリーズ㉗ #130 自殺とその報道

2019年09月05日 | 健康と生と死と
まだまだ自殺についての投稿がありましたので、再掲を続けます。
11年前のものです。

#130 自殺とその報道  2008年5月25日投稿

近頃、硫化水素を用いた自殺が多発しています。
そして、自殺が多発するのは報道のせいだとの論評があります。
報道するからマネをするのだって言うんです。

ボクはこのようなことをこのように大真面目に論評する人を見て、なんて見当はずれのことを言っているんだろうかって感じるのです。
この世の中は、自殺の本質を十分に理解していない人ばかりなんだって思うんです。

最初に自殺の本質に迫ろうかと思います。

自殺は先史の時代からタブーとされてきました。
これは、ヒトという種の存亡に係わるからです。
皆が自殺したら、ヒトという種は滅びてしまいます。
同様に、同性愛、近親相姦もタブーとされました。
子孫を残せないか、上手に残せないからです。
ヒトが滅びないように、宗教が前面に出てそれらは犯罪行為のような扱いを受けました。

大昔から宗教が、自殺をすると地獄に落ちるなどと脅かすのは、大昔から自殺しようとする人が沢山いたという証拠です。

自殺はヒト以外の動物には見受けられません。
(レミングが集団自殺するとかの話はありますが自殺ではありません。)
きっと自殺は、数万年前(もしかして数十万年前?)ヒトが獲得したものなのでしょう。
新しく獲得した能力なのです。

獲得した能力が何万年も何十万年も喪失されずに生き残っているのは、なにか訳があるはずです。
種の存続を怪しくするどころか、種の存続を図るため必要なのかもしれません。

ヒト以外の種は種の存続に必死です。
しかし、ヒトは個体数が爆発的に増加し、他の種に圧力をかけるばかりか、爆発的な増加自体がヒトの種の存続に暗雲を投げかけています。

自殺やゲイはヒトの個体数を抑制し、種の存続を図る、そんなシナリオの一部なのかもしれません。
最近言われている、ヒトの若い固体の生殖能力の減衰も同様なのかなんても思います。

自殺は異常ではありません。
ゲイがようやく市民権を得てきたように、自殺も市民権を得なければなりません。

硫化水素自殺で、その巻き添えを食って死傷する人がいます。
こんなことを起こすのは、自殺者の面汚しです。
注意を促す張り紙をしていても、このような結果をもたらす自殺人は、いくらボクが自殺に寛容でも許されるものではありません。
念のために。

それから、リストカットを繰り返す少女がいますが、これもまやかしの自殺です。
本当に死にたいならリストカットはしません。
ただ甘えたいだけなのです。

それにしても、「自殺」という言葉はいけません。
まるで犯罪です。
変えましょう。
「自死(じし)」がいいと思います。

今回、自死の本当の本質(もちろんボクの個人的な意見だけど)を記しました。
自死のついては、他に、自然死と呼ばれる病院での病死等の悲惨さと絡めたもの、自死を求める人への処方、自死の周りに及ぼす影響、なんてのも考えていますので、近々続編を記したいと思っています。


以上、2008年5月25日投稿の#130 自殺とその報道 の再掲でした。
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