先日の新聞報道で知ったのだけど、近年アフリカゾウの密猟が急増しているのだそうです。
象牙を取るためです。
その象牙の行き先の多くは日本なのだそうです。
日本はいまだ合法的に象牙の売買ができる、世界で稀(まれ)な国なんです。
あの中国ですら、国内市場を閉鎖しています。
あの中国ですら・・・
今世紀に入ってからの大量密猟で一部地域では絶滅の危機に瀕(ひん)している、と言われています。
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象 . . . 本文を読む
絶滅の恐れがある野生動物の国際取引を規制するワシントン条約の常設委員会は今月2日、日本が北西太平洋で行っているイワシクジラの調査捕鯨について、日本国内で鯨肉を流通させていることについて、「商業目的の取引」に当たるとして条約違反と認定し、是正措置を取るよう勧告しました。
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いろいろ意見があるのは承知していますが、日本もいい加減 調査捕鯨の名を借りた商業捕鯨を止めなければなりません。
このこと . . . 本文を読む
いわゆるロシア疑惑の解明に進展が見られます。
トランプの側近中の側近だった元選対本部長に有罪評決が下り、元顧問弁護士は別の詐欺罪を認めて司法取引に応じたのです。
トランプのロシアをめぐる事件のすべてを知っているこのご両人、2016年の大統領選にロシアが介入したとされる疑惑が解明されるかもしれません。
トランプが直接、ロシアが大統領選に係わっている事を承知していた、ないしは要請していたことが明かさ . . . 本文を読む
アメリカのトランプ政権は二酸化炭素(CO₂)削減計画を大幅に緩和し、石炭火力など化石燃料使用を継続容認する政策を発表しました。
パリ協定の離脱を表明しているトランプですので、予測できた政策ではあるのですが・・・
そもそもトランプは近年の地球温暖化は、CO₂を含む温室効果ガスが原因ではない!と強弁しています。
世界の中には、こうした経済優先主義者がけっこう存在します。
商売人の発想です。
トランプ . . . 本文を読む
このマチ・滝川の積雪深がとんでもないのです。
今日の朝9時現在で167㎝で、ボクの公表身長とおんなじです。(昔のボクの身長です。いまは脊椎圧迫骨折などで縮んでしまって165㎝です)
積雪深とは文字どおり、積もっている雪の深さのことですが、雪の多いこの地域でも1mを超えることはあまりないのです。
冬に雪はどんどん降ってどんどん積もりますが、50㎝を超えると降った雪の重みで下の雪が圧縮されるため、積 . . . 本文を読む
先月 東京電力の川村会長が、福島第一原発で大量に貯蔵しているトリチウム汚染水を海に捨てる考えを、共同通信などのグループインタビューで示しました。
トリチウムは放射性物質なんですが、唯一 放射性物質の除去装置ALPS(アルプス)で除去し切れないため、汚染水としてタンクに貯蔵されているのです。
毎日どんどんトリチウム入り汚染水が増え続け、どうにもこうにも行かなくなったのでしょう。
トリチウム入り汚染 . . . 本文を読む
再掲 #1540捕鯨(2014.9.22) ②
<平成22年1月15日の#371反捕鯨(下)>のコピー
例えば、噴火湾のホエールウォッチング観光船の目の前で、オーストラリアやニュージーランドの捕鯨船がその鯨に銛(モリ)を撃って殺したと想像してください。
大抵の日本人は眉をひそめ、そして捕鯨を行った国に抗議を行うと思います。
例えは適切でないのですが、日本の捕鯨船が南氷洋で鯨を撃ち殺していること . . . 本文を読む
再掲 反捕鯨 の続きです。
3年前の#1540捕鯨(2014.9.22)のこの文章、長過ぎますので、今回は平成22年1月13日の#370反捕鯨(上)のコピーまでとし、平成22年1月15日の#371反捕鯨(下)のコピーは次回とします。
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再掲 #1540捕鯨(2014.9.22) ①
国際捕鯨委員会総会は北極海での調査捕鯨開始を遅らせることを狙ったニュージーランドの決議案を賛成多数で採択 . . . 本文を読む
近頃またニュースでクジラを撃ち殺し、陸揚げして解体している映像が見られるのです。
網走で行われている虐殺の様子ですが、残酷で見てられません。
今回のは調査捕鯨ではなく商業捕鯨なようです。
どちらも、やってる事はおんなじですが。
ボクはこのブログでたびたびクジラやイルカを獲るのを止めよう、と発信しています。
今までのを再掲し、ボクの思いを伝えます。
なおボクは、過去の伝統的な沿岸捕鯨は小量認めても . . . 本文を読む
南米原産の、ちっこいアリが世間を騒がしています。
ヒアリとよびます。
漢字で火蟻と書きます。
英語でfire antと記します。
まさに火蟻です。
刺されると、火で焼かれるほど痛い!のだそうです。
ムシ好きのボクは、もちろんアリが大好きです。
ボク同様、働き者のところに好感を持ちます。
あまり悪さをしませんし、不潔感も高くありません。
日本のアリはおとなしいんだけど、アマゾン辺りのアリは凶暴な . . . 本文を読む
懸念されていたとおり、トランプはアメリカがパリ協定から離脱することを表明しました。
地球の気候はヒトの産業活動により変化しています。
特に、温暖化が進んでいることが問題となっています。
そのヒトが起こした地球温暖化をヒトがくい止める!ってのがパリ協定です。
アメリカが主導して全世界が賛同していたのです。
最大の二酸化炭素排出国のアメリカが離脱したなら、協定の実効性が失われます。(中国が最大の排 . . . 本文を読む
以前にも記したことがあります。
日本は調査捕鯨と称して鯨を獲って食べています。
先日テレビで放映がありました。
鯨の巨体が捕鯨船から下ろされ、解体されるのです。
市内の小学校の給食に鯨肉を使った料理が出されていました。
小学生は「固いけど・・・おいしい」と小声で感想を述べていました。
おいしいわけがありません。
固くてまずいのです。
業界関係者の子供が仕方なく言ったのでしょう。
鯨類は高等哺乳 . . . 本文を読む
色って絶対なモノではありません。
眼に備わるセンサーにより様々な色に変わり得るのです。
色は光が当たったものが、光の中のどの波長のものに反射しどの波長のものが吸収されるのか、により識別されます。(光源は別です)
どの波長が何色なのかは、動物の眼が持つセンサーしだいです。
チョウチョはオスとメスが色の異なる種が多いのです。
たいていオスがきらびやかでメスが地味です。
モンシロチョウはオスもメスも同 . . . 本文を読む
安心してください、久しぶりに生物の話題です。
カモノハシ、って動物がいます。
ボクたちと同じ哺乳類です。
でも飛びっきり変わった哺乳類です。
哺乳類の進化の系統樹を見ると、真っ先に爬虫類から派生した種なんです。
今いる哺乳類は、カモノハシ以外、ほかの種は、そのずっと後に生まれた種です。
カモノハシは卵を産みます。
孵化した子供は、母カモノハシのお乳を飲むんだけど、乳首がありません。
汗腺のよ . . . 本文を読む
地球上の全域に広まった有袋類(カンガルーがおなじみ)ですが、すぐ後に出現した有胎盤類(有袋類以外の哺乳類)に押され気味でした。
ちょうどその頃、1億4000万年前の白亜紀に入ると、東ゴンドワナ大陸は、インド亜大陸及びマダガスカル島と、南極大陸及びオーストラリア大陸に分裂しました。
この大陸分裂が、オーストラリア大陸でのその後の単孔類(カモノハシ)の生き残りや有袋類の独自進化につながることになったの . . . 本文を読む