足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

人気銘柄の柱が静かに進行中

2017-05-17 08:28:55 | 投資戦略

NY株はまちまちの動き。ダウ平均、S&P500は小幅安いが、ナスダック指数は新高値。昨年11月のトランプ相場の置き土産がアップルであることは間違いない
株価はアップル$804、$アルファベット651、マイクロソフト$+536、アマゾン$455、フエィスブック$343である。
5月初めのバークシア・ハザウェイエの株主総会でバフェットは「アマゾンに投資になかったことは失敗」と、めずらしく後悔した。投資の人生でバフェットが後悔したケースは多くはない。自分の分析力には確固たる自信をもってきたからである。
アップルは1997年に後悔さ2000年のITバブル崩壊の直撃を受けたが、ここ20年間で600倍になった。これまでバフェットがアマゾンについては全く口にしなかっただけに、ここへきて急にアマゾンに言及するケースが増えたのは気になる。
アマゾンを通して商品しばしば購買するが、われわれの購買意欲を掻き立てる広告や情報が間断なく伝わってくる。さすがは世界最先端をいくネット企業のビジネス拡大へのやり方かと感心させられる。

私にはこれまで株式投資関連の書物を20冊以上,書いた経験がある。
久しぶりに新著「株で師団を蓄える」(開拓社刊)をことし1月に上梓した。びっくりしたのは、発行直後にすぐにベストセラーになったことだ。バフェットでないがインターネットの威力を満喫できた。
同書では具体的に20銘柄余の有望株が解説してある。そこに上げた銘柄は、私自身も投資している銘柄も多い。
最近、2017年3月期の決算発表が終盤にきたが、本書で選んだ20銘柄余の企業も発表、改めて選択には間違いがなかったと自負している。
その一つに良品計画(7453)がある。最近、バフェットは長年にわたる大株主であったウォールマートを売った、ウォールマートにとって替わる消費関連ビジネスが内外で注目される時代に入ったからだ。

バフェットはアマゾン(AMZN)、アップル(AAPL)に大きな関心をみせる。