足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今夜(日本時間)はバフェットが株主総会・・・ライブ中継

2017-05-06 07:44:18 | 投資戦略
NYダウ平均は55ドル高になり2万1006ドル(+55.47ドル)で引けた。
月初めに発表される恒例の米雇用統計で4月の新規効用増が21万1000人増と予想19万人を上回り、失業率は4.4%と2007年5月以来の低水準になったことを好感した。
バーナンキ前連銀議長の時代には雇用統計の数値に一喜一憂したが、イエレン議長のもとではあまり関心がもたれなくなった。米国景気が着実な上昇軌道に乗った確信を投資家が持ち始めたからだ。トランプ政権になって景気の現状については様々な見解が出ているが、確実にいえることは景気が足元で堅実な上昇サイクルいりしたことだ。

今週末(米国時間5月6日)にはウォーレン・バフェットのバークシア・ハザウェイの株主総会が開催される。
昨年から午前10時の開会から夕方まで総会の模様がインターネットでライブ中継される。

今夜は日本のバフェット・フアンは、眠たい目をこすりながらTVの画面と対峙することになる。87歳のバフェットと93歳の副会長チャリー・マンガーが、世界の投資家に向かって語りかける機会が視聴できる機会はめったにない。

昨年のバークシア・ハザウェイの成果は好調であった。
トランプ政権の誕生には批判的であったが、バフェットの運用銘柄のコア部分を占める金融株が急騰し、バフェットは人生でも最大の利益をあげた。
トランプ政策をどうみるか、当然、質問の中にも出てくるだろう。

ただショックはこれまで2番目に大量投資していたIBMの持ち株を3分の1も手放したことが明らかになったことだ。バフェット流の投資スタイルからはめずらしいことで、今後はどのように処理するのか、われわれの関心事である。
この週末はバフェット・フアンには繁忙のときだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする