新年にはいつてウオール街ではハイテク株への人気の回復の兆しが出てきた。
まずリードしたのはインターネットのグーグルで証券会社の強気の見通しを出したのがきっかけで、ほかのネット株にも人気が飛び火した。それに続いたのがインテルで、昨年はダウ採用銘柄で最悪のパフォーマンスであったので、反動高を期待しての買いがはいった。
昨日は久しぶりにナスダックがリードする相場展開で、それにダウ平均も引っ張られた。
昨年のパフォーマンスはダウ平均+16%に対してナスダックは+9.5%であったので、「今年はナスダックの出番」とみる向きも増えてきている。
ウォール街の動きをみていると、本日の東京市場もハイテクを中心に上昇するとみたが期待は外れた。
昨年12月の株価の動きは日経平均+5.8%に対してNYダウ+1.9%、米ナスダック-0.3%であった。東京市場には短期的には過熱感があった。それだけに本日の調整は過熱感を軽減させる意味では相場にとっては当然のコースである。
今年はハイテク、インターネットなどが、ウォール街と同じように人気を呼ぶとみているので、下げたところは押し目狙いの戦法をとりたい。
相場は始まったばかりである。