今週から始まった世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でマイクロソフトのビル・ゲーツは第10回目の基調講演をおこなった。2008年にはビジネスの第1線から手を引く予定であるが「私がかねて警告しているように、もし将来、この場で講演するために戻ってきたら、そのときは伝染病についての話をするだろう」と語った。
ウィンドーズというPCのソフトでエレクトロニクスの世界を征服してきたが、これからはPCが中心になるのではなくPC,TV,電話などが利用できる携帯機器の時代にはいlることをほのめかした。
「デジタル時代」の到来である。事務所でも家庭でも、この種の製品が中心的な存在になる。
ビジネス目的のためだけのPCではなく、ディジタル・エンターテイメント市場をつくるためにマイクロソフトも舵取りをすることになるだろう。
ウォール街では今週にはいってから、CESに合わせるようにハイテク株が動き始めた。
「ハイテク人気は続くだろう。多分、2007年の相場の人気の主流になる。市場は6年半わたって見放されてきたハイテクになにかを感じ始めた」とダグラス・ペタ(2兆3000億円を運用するJ&Wセリグマンのストラティジスト)は語る。
(追記)
昨日のIPO理論株価の計算式で4%を利用したのは、経常利益を利移用したので金利を2倍にしたのと、さらに株式のリスクプレミアムを加味した。