足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

インターネット革命

2005-12-23 23:04:01 | 株式

本日はOCNのシステム問題でブロッグを書くのが遅れてしまった。OCNにしては珍しい出来事で、インターネット革命が進む中ではOCNでさえこんなことが起こるのかと改めて考えさせられた。インターネットの技術には「絶対に」という言葉が通用しないとは教えられてきたのを思い出した。インフラを構築しサービスを提供するサイドは「ベストエフォートの世界」と考えて欲しいという。新しいサービスの誕生が先に走り、技術があとでついてくるというのを頭に置いておかなければならない。

米国のアマゾン・コムがこれまで開発してきたEコマースのプラットフォームを利用してグーグルの手の届かない検索サービスを考えているという。今週、初めにウォール街で流れた情報だ。インターネットの世界ではグーグルが後発ながらヤフーを追い抜いたように、既存のネット企業の逆襲が出てくる可能性がある。永遠の下克上の世界である。

昨日のNY市場は2日の連騰になった。「サンタクロースが駆けつけた」と投資家は歓迎している。そんな中で目立ったのはナスダック市場の動きで、中でもインターネット株が上昇した。東京市場でも年末、年始はネット株がリードする。ソフトバンクが火をつけた。具体的な戦略は週末に考えることにしよう。