バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

キトサンを基材とした複合型糖鎖多価結合体

2009年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2002-106001 出願日 : 2002年4月9日
公開番号 : 特許公開2003-301002 公開日 : 2003年10月21日
出願人 : 財団法人野口研究所 発明者 : 牧村 裕 外2名
発明の名称 : キトサンを基材とした複合型糖鎖多価結合体

【課題】 インフルエンザウィルスの持つ赤血球凝集素の阻害によるウィルスの細胞への感染防止等、医薬、医療へ応用されるアスパラギン結合型シアロ糖タンパク質糖鎖多価結合キトサン誘導体の製造方法。
【解決手段】 アスパラギン結合型糖タンパク質の糖鎖部分の還元末端に位置するアルデヒド基をキトサンの少なくとも1つ以上のアミノ基に還元縮合させた、非還元末端側にシアリルラクトサミン構造を有する糖タンパク質糖鎖を多価に結合させたキトサン誘導体を製造する。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

インフルエンザ予防への新しい手法:食品素材を用いたウイルス感染阻害剤の酵素合成

2009年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
2006年度 研究実績報告書
代表者:山本 憲二(京都大学・生命科学研究科・教授)
 本研究は有効なヒトインフルエンザウィルス感染阻害剤を微生物酵素を利用して創製することを目的とした研究である。前年度までに、N-Acetylglucosamineとp-Hydroxybenzaldehydeを材料として、有機合成法により、p-Formylphenyl-β-D-N-acetylglucosaminideを合成し、この化合物に微生物のエンドグリコシダーゼの糖転移活性を利用してシアロ糖鎖を酵素的に付加した後、得られた糖鎖転移生成物を還元アミノ化反応によってキトサンに多価重合したインフルエンザウィルス感染阻害剤を化学-酵素合成している。科学研究費補助金DB 研究課題番号:17658041

地理情報システム(GIS)を用いた感染症のグローバルな空間解析の試み

2009年05月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
2006年度 研究実績報告書
代表者:齋藤 玲子

本研究では地理情報システム(GIS)を用いた感染症の地図化を国内外のデータを用いて行うことを主目的としている。本年度はインフルエンザを中心に流行の伝播形式について地理学的な解析を行った。 科学研究費補助金DB 研究課題番号:18650071

学会にも影 渡航自粛で軒並み欠席「なぜ日本だけ…」

2009年05月18日 | 医療 医薬 健康
 新型の豚インフルエンザの感染者が世界各地で確認されている影響で、日本人研究者が海外の学会を欠席したり、日本国内で予定されていた国際的な学会が急きょ中止されたりするケースが出ている。仲間に冷静に対応するよう求めている研究者もいる。朝日新聞(Web版) 2009年5月18日

高機能性健康食品、及び高機能性健康食品の製造方法

2009年05月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-133632 出願日 : 2006年5月12日
公開番号 : 特許公開2007-300869 公開日 : 2007年11月22日
出願人 : 金秀バイオ株式会社 外1名 発明者 : 高橋 誠 外4名
発明の名称 : 高機能性健康食品、及び高機能性健康食品の製造方法

【課題】 健康食品素材の有する生理活性を高活性化させ、従来の有効量より少量で、同等又はそれ以上の生理活性を示す高機能性健康食品を提供する。
【解決手段】 健康食品素材と、天然物由来のリン脂質とが機械的に分散処理された混合物からなる高機能性健康食品であって、健康食品素材が、苦瓜抽出物、ネコノヒゲ抽出物、クマツヅラ抽出物、桑の葉抽出物、シークヮーシャー抽出物、ヘチマ抽出物、ボタンボウフウ抽出物、タンカン抽出物、ホソバワダン抽出物、又はノニ抽出物より選ばれる少なくとも一種であり、天然物由来のリン脂質が、卵黄リン脂質又は大豆リン脂質より選ばれる少なくとも一種である高機能性食品とする。明細書 >>かんたん特許検索PDF

プロスタサイクリン生成促進剤

2009年05月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2004-175920 出願日 : 2004年6月14日
公開番号 : 特許公開2005-350432 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外1名 発明者 : 丸山 進 外6名
発明の名称 : プロスタサイクリン生成促進剤

【課題】 本発明の課題は、天然物由来のプロスタサイクリン生成促進剤を提供することである。
【解決手段】 本発明は、ニシヨモギ、リュウキュウヨモギ、カワラヨモギ等のヨモギ属植物抽出物、バンジロウ抽出物、ボタンボウフウ抽出物ク、さらにはクミスクチン抽出物を有効成分として含有するプロスタサイクリン生成促進剤に関する。明細書 >>かんたん特許検索PDF

ヨトウガ又はオオタバコガに対する害虫防除効果を発揮する害虫防除資材

2009年05月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-283470 出願日 : 2006年10月18日
公開番号 : 特許公開2008-100931 公開日 : 2008年5月1日
出願人 : 岐阜県 外1名 発明者 : 神谷 克巳 外1名
発明の名称 : 害虫防除資材

【課題】ヨトウガ又はオオタバコガに対する害虫防除効果を発揮する害虫防除資材を提供する。
【解決手段】日本に生息する野生のハスモンヨトウ核多角体病ウイルスは、A~Cの3種類のタイプに分類される。これら3種類のタイプのウイルスは、EcoRI制限酵素を用いたゲノムDNAの制限酵素切断解析により、それぞれ異なる電気泳動パターンを示すことで区別される。害虫防除資材は、Cタイプのハスモンヨトウ核多角体病ウイルスを含有する。Cタイプのウイルスは、ゲノムDNAをEcoRI制限酵素にて切断したとき、16kbpより長いDNA断片が認められるとともに、4.7~5.9kbpの長さのDNA断片が認められないことに特徴を有する。Cタイプのウイルスは、ハスモンヨトウ及びスポドプテラ・リトラリスに加えて、ヨトウガやオオタバコガの幼虫に対する殺虫作用を有する。明細書 >>かんたん特許検索PDF