バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

皮膚細胞を用いて『概日リズム睡眠-覚醒障害患者』の 体内時計周期の異常を同定

2017年05月02日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.02
国立精神・神経医療研究センター 日本医療研究開発機構

 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市 理事長:水澤英洋)精神保健研究所(所長:中込和幸)精神生理研究部の肥田昌子室長、三島和夫部長らのグループは、これまでに皮膚の線維芽細胞内における時計遺伝子の転写サイクル(末梢時計周期)を測定することで個人の体内時計の周期(一日の長さ)を簡便に推定する手法を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/58089

カロリー過多がなくてもメタボを引き起こす食事成分を同定

2017年05月02日 | 健康・栄養機能性成分

プレスリリース 掲載日:2017.05.02
琉球大学

一酸化窒素(Nitric Oxide: NO)は NO 合成酵素から産生されるガス状低分子化合物で、生体の恒常性の維持に重要な役割を果たしています。NO は酸化反応により亜硝酸塩 (NO2-)および硝酸塩(NO3-)に代謝されます。硝酸塩/亜硝酸塩は不活性でこれまで単なる NO の代謝産物としての認識しかありませんでしたが、最近になって硝酸塩が還元反応により亜硝酸塩に次いで NO に変換されるという逆の経路が発見され、NO 供与体としての新しい役割が近年注目を集めています。
https://research-er.jp/articles/view/58082

海馬の活動と自閉症関連遺伝子Shank2がカギ

2017年05月02日 | 医療 医薬 健康
マウスでバーチャル空間の認識メカニズムを解明 -海馬の活動と自閉症関連遺伝子Shank2がカギ-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.02
理化学研究所 科学技術振興機構


理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター精神生物学研究チーム(研究当時:記憶メカニズム研究チーム)の佐藤正晃客員研究員らの共同研究チーム※は、マウスを使った実験で、バーチャルリアリティ(VR)[1]空間の目的地の認識には、実世界で場所の記憶に関わる「海馬[2]」と呼ばれる脳部位の活動と、自閉症の関連遺伝子の一つである「Shank2[3]」の働きが重要であることを発見しました。
https://research-er.jp/articles/view/58074

臓器が形作られる過程を復元する計算手法を開発

2017年05月02日 | 医療 医薬 健康
臓器が形作られる過程を復元する計算手法を開発 -器官の立体構築原理の解明に期待-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.02
理化学研究所

理化学研究所(理研)生命システム研究センター発生幾何研究ユニットの森下喜弘ユニットリーダーらの共同研究チーム※は、組織全体の1~数%程度の細胞の位置変化情報から、組織の発生過程における変形過程を再構築できる計算手法を開発しました。従来の発生生物学では、体内の各器官に対してその発生に必須な遺伝子、あるいは形態異常を引き起こす原因遺伝子を明らかにすることが主な課題でした。しかし、“各遺伝子が発生過程のいつ、どこで、どのように各器官の形に影響を与えるのか”を明らかにするには、発生過程で組織全体がどのように変形しているかを定量的に理解し、それを分子や細胞の動態へとつなげる必要がありますが、複雑で大きな組織をリアルタイムかつ高分解能で計測することが技術的に困難なため、ほとんど未解明でした。
https://research-er.jp/articles/view/58103

脂肪酸のバランスの異常が糖尿病を引き起こす

2017年05月02日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.02
筑波大学 日本医療研究開発機構

国立大学法人筑波大学 医学医療系 島野仁教授、松坂賢准教授らの研究グループは、肥満にともなう糖尿病の発症に脂肪酸伸長酵素Elovl6を介した脂肪酸バランスの変化が関与していることを発見し、Elovl6を阻害することで脂肪酸バランスを改善し、糖尿病の発症を抑制できることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/58077

ゴルジ体形成過程の再現

2017年05月02日 | 生命科学 生物誌
-生体膜物理モデルによるゴルジ体再集合シミュレーション-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2017.05.02
理化学研究所

理化学研究所(理研)望月理論生物研究室の立川正志研究員(理論科学連携研究推進グループ連携研究員、数理創造プログラム研究員)と望月敦史主任研究員(理論科学連携研究推進グループ階層縦断型基礎物理学研究チーム チームリーダー、数理創造プログラム副プログラムディレクター)の研究チームは、ゴルジ体再集合ダイナミクス[1]を物理に基づいたコンピューターシミュレーションにより再現し、ゴルジ体[2]形成の新モデルを示しました。
https://research-er.jp/articles/view/58076

がん代謝メカニズム解析へ 鶴岡に研究室

2017年05月02日 | 癌 ガン がん 腫瘍


慶大先端研との連携で、がんのメカニズム解明が期待される研究拠点

 国立がん研究センター(東京)は10日、鶴岡市の市先端研究産業支援センター内に「がんメタボロミクス研究室」を開所した。国の地方創生策の一環。分子レベルで代謝物を調べるメタボローム解析技術を有する慶応大先端生命科学研究所(鶴岡市)との連携研究拠点とし、がん特有の代謝メカニズムの解析を進める。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170411_53029.html

舌で操作する車いすを開発 岩手大「実用化で重度障害者支援に」

2017年05月02日 | NEWSクリッピング

 岩手大理工学部の佐々木誠助教らのグループが、舌を使って操作できる電動車いすを開発した。佐々木助教は「脊髄損傷などで手足を動かせなくても、舌を動かせる人は多い。実用化して重度障害者の生活支援に役立てたい」と話している。
産業経済新聞ニュースonline.,2017-05-01