バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アポトーシス誘導剤及び癌治療薬

2014年05月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-89772 出願日 : 2012年4月10日
公開番号 : 特許公開2013-216627 公開日 : 2013年10月24日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 中野 賢二 外2名

【課題】より高い治療効果を有するアポトーシス誘導剤及び癌治療薬を提供する。
【解決手段】Yボックス結合タンパク質1遺伝子の所定の部分配列を標的配列とするsiRNAは、血管内皮細胞のアポトーシスを誘導する。前記siRNAは、血管内皮細胞による管腔形成を阻害する。また、前記siRNAは、血管の新生を阻害し、血管を退縮させる。前記siRNAは、腫瘍部位等における異常な血管の新生を抑制することができる。また、前記siRNAは、過度に形成された新生血管を破壊することができる。このため、前記siRNAは、難治性腫瘍や増殖性血管疾患に対してより高い治療効果を有する。

国のアルツハイマー研究でデータ改ざん疑惑

2014年05月28日 | NEWSクリッピング
アピタル編集部

国と製薬会社が33億円を投じ、認知症の7割を占めるアルツハイマー病の早期発見を目指す国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」で、データ改ざん疑惑が持ち上がっています。
先端医療を巡る国際競争が過熱する中で、日本の研究への信用が失われかねない事態です。朝日新聞(apital)2014-05-28


京大iPS細胞研究所、副所長に高橋淳教授

2014年05月28日 | NEWSクリッピング

 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の副所長に、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、身体の運動機能低下を引き起こす難病、パーキンソン病を治療する研究に取り組んでいる高橋淳教授が就いた。就任は5月1日付。副所長は中畑龍俊教授、戸口田淳也教授、森澤眞輔教授との4人体制になり、所長の山中伸弥教授を支える。
 高橋教授は「iPS細胞は科学のあり方を変えただけでなく、人々の生活をも変えようとしている。iPS細胞ならびにCiRAが社会に対してどのように貢献できるかを考え、臨床医でもある立場を生かして実践していきたい」としている。日刊工業新聞 2014年05月28日





難病高校生支援の輪 京大iPS研への寄付に

2014年05月28日 | NEWSクリッピング
 筋肉などが骨に変わる難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」と闘う明石市立明石商業高校2年の山本育海いくみさん(16)の地元企業や商店で、売り上げの一部を寄付する支援の輪が広がっている。山本さんは「治療薬開発に役立ててほしい」と、寄付金の一部を研究促進費として京都大iPS細胞研究所に送るという。読売新聞(web版)2014年05月28日



梅毒、なぜか急増

2014年05月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

3年で倍、国が注意喚起
検査拡大が必要

 古くから知られる性感染症「梅毒」の患者が近年、急増している。2013年は全国で1200人を超え、3年間で倍増した。なぜ今ごろ? その答えははっきりしないが、「昔の病気」という意識もあって自分の感染に気付いていないケースや、治療が不十分で人に広げているケースもあるとみられる。抗生物質で完治する一方、感染した妊婦が適切な治療を受けないと死産や赤ちゃんの障害などにつながるため、厚生労働省が全国の自治体に注意喚起。新たに無料検査を開始した自治体もある。 共同通信47news.,2014-05-27

毛や歯の再生研究が本格化 神戸の理研

2014年05月28日 | 細胞と再生医療
 さまざまな器官のもとになる幹細胞を使って毛や歯、涙腺や唾液腺を丸ごと再生し、毛や歯の欠損、目や口が渇くドライアイやドライマウスといった身近な病気の治療を目指す研究が、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)で本格化している。神戸新聞 2014/5/19



STAP細胞論文問題 小保方氏が処分けん制 理研懲戒委に弁明書

2014年05月28日 | 医療 医薬 健康
 STAP細胞論文問題で、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は26日、理研が小保方氏の研究不正を認めて設置した懲戒委員会に対し「不正認定は規定の解釈や事実の誤認があり、諭旨退職や懲戒解雇などの処分を下すことは違法」とする弁明書を提出した。

 代理人の三木秀夫弁護士が同日、大阪市内で記者会見。不正を認定した理研調査委員会について「ヒアリングの仕方や委員の構成も含め、違法な調査による結論だ」と話し、理研側をけん制した。

 三木弁護士はまた、外部有識者でつくる理研の改革委員会に対し、理研調査委のあり方について審議を求める意見書を、同日までに提出したことを明らかにした。 神戸新聞., 2014/5/26


インフル、酵素が抵抗力弱める 徳島大、重症化原因解明

2014年05月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 インフルエンザが重症化し、肺炎や多臓器不全などに陥る原因を徳島大の木戸博特任教授(生化学)らのチームがマウスの実験で28日までに解明した。感染すると特定の酵素が増加し、細胞の機能や体の抵抗力を弱めることを突き止めた。

 インフルエンザの重症化は、子どもや高齢者、糖尿病などの基礎疾患のある人で起きやすく、死亡することもある。

 今回、症状を改善させる薬剤も特定しており、効果的な新薬の開発につながるとしている。成果は米オンライン科学誌に発表した。 共同通信47news.,2014/05/28


「川崎病」は中国からの風が運んだ菌類が原因? 栃木自治医大など研究

2014年05月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
乳幼児に血管の炎症を引き起こす「川崎病」は、日本の場合、中国北東部から気流に乗って運ばれてくる菌類が原因の可能性があるとの報告を、米国やスペインの研究機関、栃木県の自治医科大学などの国際チームが19日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。北京の首都児科研究所の張霆・副所長はこれに対して、「各種学術会議や医学雑誌において、川崎病は菌類が原因とは特定されていない。そのため『気流に乗って運ばれてくる菌類が原因』というのは『ゴシップ』に過ぎない」との見方を示した。北京青年報が報じた。SciencePortal China2014-05