バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

カンキツ搾汁滓から薬理活性の高い新規配糖体

2011年07月28日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願平9-111800 出願日 : 1997年4月15日
公開番号 : 特許公開平10-286071 公開日 : 1998年10月27日
出願人 : 農林水産省中国農業試験場長 発明者 : 野方 洋一 外2名
発明の名称 : フェニルプロパノイド配糖体及びその用途

【課題】 カンキツ類果実を用いて果汁加工する際に発生する果皮や搾汁滓等について付加価値の高い利用法を開発すること、特にこれら果皮や搾汁滓等からアラキドン酸代謝異常疾患の予防,治療に有効な物質を検索し、単離すること。
【解決手段】 下記の式1で表されるフェニルプロパノイド配糖体【化1】
(式中、R1 は【化2】
を示し、R2 はCOCH3 又はHを示す。)、該配糖体を有効成分として含有する食品又は食品素材並びに該配糖体を有効成分として含有するアラキドン酸代謝異常疾患の予防・治療剤。 開放特許ライセンス情報 L2001007784

廃糖蜜の抗酸化能向上技術

2011年07月28日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2009-8835 出願日 : 2009年1月19日
公開番号 : 特許公開2010-162002 公開日 : 2010年7月29日
出願人 : 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 発明者 : 氏原 邦博 外1名

【課題】本発明は、糖蜜を廃棄物としてではなく、機能性食品添加物等の付加価値を有する資源として利用することを目的とする。
【解決手段】本発明は、吸着剤に糖蜜を吸着させ、糖蜜が吸着した吸着剤を加熱することを特徴とする抗酸化能が強化された糖蜜の製造方法を提供する。また、本発明は、吸着剤に糖蜜を吸着させ、糖蜜が吸着した吸着剤を加熱することを特徴とする糖蜜の抗酸化能の強化方法を提供する。開放特許ライセンス情報 L2010003229

水溶性抗がん剤も搭載可能なドラッグデリバリーシステムを開発

2011年07月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍
-中空磁性カプセルにより薬剤搭載量5倍以上、抗がん剤投与量を大幅低減へ-
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
東京慈恵会医科大学
 東京慈恵会医科大学の並木 禎尚講師らのグループは、NEDOの産業技術研究助成事業(若手研究グラント)の成果として、異分野技術の融合 (注1) により、これまで磁気的に送達が困難であった水溶性薬剤を中空磁性カプセルに密封することで、水溶性薬剤の送達を磁力で制御できるがん治療用ドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発に世界で初めて成功しました。
 開発した中空磁性カプセルは、磁性ナノ粒子を用いる従来技術と比べて5倍以上の薬剤を搭載することが可能で抗がん剤投与量を大幅に削減することが期待されます。NEDOプレスリリース 2011年7月26日

抗原特異的T細胞の作製および単離の方法

2011年07月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-226114 出願日 : 2010年10月6日
公開番号 : 特許公開2011-36263 公開日 : 2011年2月24日
出願人 : ライフ テクノロジーズ コーポレーション 発明者 : ボニーハディ マーク 外1名

【課題】抗原特異的T細胞を作製し、単離し、かつ拡大する方法の提供。
【解決手段】抗原特異的T細胞を含んでいる細胞集団を、第1薬剤がT細胞上のCD3/TCR複合体をリガンド結合し、かつ第2薬剤が該T細胞上のアクセサリー分子をリガンド結合し、かつ該T細胞の該第1および第2薬剤によるリガンド結合が抗原特異的T細胞の増殖を誘導し、かつ表面が1:2またはそれ以下の表面対T細胞比で存在する、抗原特異的T細胞の集団を拡大する方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ポックスウイルスおよび癌に関する方法および組成物

2011年07月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-263090 出願日 : 2010年11月26日
公開番号 : 特許公開2011-78427 公開日 : 2011年4月21日
出願人 : ジェンネレックス インコーポレイティッド 発明者 : キルン デイビッド 外1名

【課題】より有効な治療物質を作製するように改変されているワクシニアウイルスを含む改変ポックスウイルスを用いて癌および癌細胞を治療するための方法および組成物の提供。
【解決手段】当該改変ポックスウイルスは、正常細胞に影響を及ぼす能力が減弱または弱められるように操作されており、宿主における抗ウイルス反応の実行能が減少または消失したポックスウイルスが得られる変異を有するポックスウイルスを含む。これらの変異と共に他の変異を有するポックスウイルスは、癌のより有効な治療のために用いることができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

人参の葉および茎からの、抗癌および抗転移活性を有する画分

2011年07月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2011-1632 出願日 : 2011年1月7日
公開番号 : 特許公開2011-93928 公開日 : 2011年5月12日
出願人 : エムディー バイオアルファ カンパニー リミテッド 発明者 : カク,テ ファン 外3名

【課題】造血促進、癌転移抑制、骨髄保護などの活性に作用を有する抗癌薬またはその補助薬用の組成物の提供。
【解決手段】Panaxginseng、Panaxquinquefolium、Panaxnotoginseng、Panaxpseudoginseng、PanaxjaponicumおよびPanaxvietnamensisよりなる群から選択される1種以上であるパナックス属に属する植物の葉および/または茎からの抽出物。抽出物の調製方法は、以下の工程からなる。a)人参の葉および/または茎を水中で加熱(水熱処理)して、粗抽出溶液を得る工程;b)任意に、前記粗抽出溶液を濃縮する工程;c)前記粗抽出溶液に含まれる多糖を有機溶媒を用いて沈殿させ、前記多糖を分離する工程;およびd)前記有機溶媒を除去して多糖画分を得る工程。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

L-カルニチンの補助的摂取がラット骨格筋および肝臓の糖・脂質代謝に及ぼす影響

2011年07月28日 | 健康・栄養機能性成分
Effect of L-carnitine supplementation on glucose and fatty acid metabolism in rat skeletal muscle and liver
園生 智広 , 呉 泰雄 , 橋本 秀紀 , 樋口 満 , SONOU, Tomohiro , OH, Tae-Woong , HASHIMOTO, Hideki , HIGUCHI, Mitsuru
スポーツ科学研究 5pp.172 - 181 , 2008 , 早稲田大学スポーツ科学学術院 , Faculty of Sport Sciences, Waseda University
http://jairo.nii.ac.jp/0069/00016366