一時、鳴りを潜めていた新型インフルエンザのニュースが増えてきた。国内感染者数は6万人を超え、夏であるにもかかわらず流行が始まり、重症患者や死亡者も増えている。私は冬になってから再来すると予測していたのだが、あまりの早さに正直いって驚かされた。産経ニュース(web版).,2009.8.28
iPS細胞(新型万能細胞)を作る際、酸素濃度を通常の4分の1程度まで減らして培養すると、作製効率が最大で20倍高くなることを、京都大の山中伸弥教授らが突き止めた。読売新聞(web版)2009-08-28
ショウジョウバエの特定の遺伝子が壊れると幼虫が「暑がり」になり、寒さに強くなることを、京都大化学研究所の梅田真郷教授(生化学)らが突き止めた。この変異体をatsugariと名付け、27日付米科学誌サイエンスに発表した。温度に対する生物の反応の仕組み解明につながりそうだ。 朝日新聞(Web版)2009年3月31日
京都大の上杉志成(もとなり)教授(ケミカルバイオロジー)らは、細胞内で脂肪の合成を抑える化合物を発見した。過食で肥満になるマウスにこの化合物を与えたところ、体重の増加や血糖値の上昇を抑え、脂肪肝になるのを防いだ。糖尿病や脂肪肝などの治療薬の開発につながる可能性がある。28日付米専門誌に発表する。 朝日新聞(Web版)2009年8月28日