バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

プリオンの増殖を消失させ、感染性の除去を促進する抗体

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-584854 出願日 : 2002年4月25日
公表番号 : 特許公表2004-535387 公表日 : 2004年11月25日
出願人 : 592130699 外1名 発明者 : プルシナー スタンレー ビー. 外3名

発明の名称 : プリオンの増殖を消失させ、感染性の除去を促進する抗体

分子の製剤を投与して、プリオンなどの感染性タンパク質による感染に対する抵抗性を細胞に与える方法を開示する。本製剤は、好ましくは、(1)目的のタンパク質上のある範囲のエピトープ(例えば、PrP上のエピトープ)を認識して選択的に結合し、かつ(2)タンパク質の高次構造を、タンパク質の感染型高次構造へと変化させる一連の事象を妨げるエピトープに結合する、複数のFab断片を含む。本分子および製剤は、感染性タンパク質の細胞からの除去にも有用である。

プリオン病感染因子のスクリーニング方法

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-24279 出願日 : 2001年1月31日
公開番号 : 特許公開2002-228665 公開日 : 2002年8月14日
出願人 : 東北大学長 発明者 : 北本 哲之 外2名

発明の名称 : プリオン病感染因子のスクリーニング方法

【課題】 血液製剤等の医薬品、食品、化粧品等のプリオンによる感染の有無を迅速に決定するために、動物モデル等によるCJD等のヒトプリオン病感染因子の早期検出が必要とされている。
【解決手段】 非ヒト動物の濾胞樹状細胞(FDC)における異常プリオンタンパク質の沈着を指標とすることを特徴とする、サンプル中のヒトまたはヒト以外のプリオン病感染因子のスクリーニング方法を提供する。

プリオンタンパク質遺伝子発現の検出方法

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-243715 出願日 : 2002年8月23日
公開番号 : 特許公開2004-81034 公開日 : 2004年3月18日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 手塚 雅勝 外2名

発明の名称 : プリオンタンパク質遺伝子発現の検出方法、検出用キット、検出試薬、プリオンタンパク質遺伝子発現の抑制剤ならびにプリオン病の予防および/または治療薬

【課題】的確にプリオンタンパク質を検出し得るプリオンタンパク質遺伝子発現の検出方法、検出用キット、検出用装置、プリオン病の治療に有用なプリオンタンパク質発現の抑制剤、プリオン病の予防および/または治療薬、治療方法、ならびに、抑制方法の提供。
【解決手段】ヒトまたは動物由来組織中のグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)の酸性アイソフォーム(acidic isoform)および塩基性アイソフォーム(basic isoform)を検出する工程を含むことを特徴とするプリオンタンパク質遺伝子発現の検出方法。GAPDHの塩基性アイソフォームを増加させ、および/または酸性アイソフォームを減少させることを特徴とするプリオンタンパク質発現の抑制剤。当該抑制剤を含む予防および/または治療薬。

プリオン蛋白質に特異的に結合する核酸分子

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-226164 出願日 : 2004年8月2日
公開番号 : 特許公開2006-42645 公開日 : 2006年2月16日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外1名 発明者 : 西川 諭 外4名

発明の名称 : プリオン蛋白質に特異的に結合する核酸分子

【課題】 正常型プリオンから異常型プリオンへの変化に必要と推測されるオクタリピートを含む正常型プリオン蛋白質(PrPc)のN末端23-89はグリシンに富み、安定な3次構造を構成しているとは考えられず、N末端23-89の部分のみを薬剤のターゲットとすることは困難である。プリオン病の診断、予防および治療に使用しうる、プリオン蛋白質に特異的に結合する分子を選択する際には、全長プリオン蛋白質を標的とする必要がある。
【解決手段】 プリオン蛋白質を識別可能な核酸分子の同定および分離のための方法、ならびにこの方法により得られる核酸分子を記載する。さらに、プリオン蛋白質に特異的に結合する核酸分子を含む医薬組成物および診断用組成物、ならびに係る分子を用いる診断方法が記載される。

出願番号 : 特許出願2003-307666 出願日 : 2003年8月29日
公開番号 : 特許公開2005-73573 公開日 : 2005年3月24日
出願人 : 国立大学法人 長崎大学 発明者 : 坂口 末廣 外1名

発明の名称 : プリオンタンパク質の抑制方法およびその利用

【課題】 現状では有効な治療法が確立されていないプリオン病の予防および治療に応用可能な異常型プリオンタンパク質の抑制方法およびその利用法を提供する。
【解決手段】 プリオン感染細胞において、siRNAを用いて正常型プリオンタンパク質の発現を抑制することにより、その結果として異常型プリオンタンパク質の蓄積を抑制することが可能となる。異常型プリオンタンパク質の抑制は、プリオン病の予防および治療に応用することができる。

伝達性海綿状脳症病原因子を除去する方法

2006年07月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平11-17691 出願日 : 1999年1月26日
公開番号 : 特許公開2000-212097 公開日 : 2000年8月2日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 北本 哲之 外1名

発明の名称 : 伝達性海綿状脳症病原因子を除去する方法

【課題】 生理活性物質を含む溶液から効率よく伝達性海綿状脳症病原因子を除去する方法。
【解決手段】 生理活性物質を含む溶液に水溶性有機物質を加えてその濃度を5~40重量%にまたは塩を加えてその濃度を 0.3~3.0Mに調整し、メンブランフィルターを用いて濾過して伝達性海綿状脳症病原因子を除去する方法。生理活性物質を含む溶液としては、血液凝固因子溶液、ヒトアルブミン溶液等がある。水溶性有機物質としては、エタノール、ポリエチレングリコール等が、また可溶性塩には食塩等が用いられる。医薬品製造過程にある生理活性物質溶液から生理活性物質を変性失活させることなく前記因子を効率的に除去することができる。

ニューカッスル病ウイルス感染性クローン、ワクチンおよび診断アッセイ

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-347888 出願日 : 2005年12月1日
公開番号 : 特許公開2006-141398 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : イーデー-レーリスタット,インスティチュート フォール ディールハウデレイ エン ディールゲゾントヘイト ベー.フェー. 発明者 : ペーテルス,ベルナルデュス ペトルス ヒューベルツス 外3名

発明の名称 : ニューカッスル病ウイルス感染性クローン、ワクチンおよび診断アッセイ

【課題】 本発明はクローン化した完全長cDNAから感染性ニューカッスル病ウイルスを完全に生成させる方法、および前記方法により生成した、また前記方法から誘導したワクチンおよび診断アッセイに関する。
【解決手段】 該方法は遺伝子修飾によりNDVゲノムを修飾する可能性を提供し、突然変異、欠失、および/または挿入の導入を可能とする。該方法はNDVの毒性を修飾するために使用し得るものであり、それによって高い特性の新しい弱毒化生ワクチンを生成させることができる。該方法はNDVの抗原性構造を修飾するために使用し得るものであり、したがって、NDV野生株と血清学的に識別し得る生菌NDVマーカーワクチンの生成を可能とする。


新規蛋白質、その医薬用途、その蛋白質の遺伝子のプロモーターおよびその用途

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-351903 出願日 : 2004年12月3日
公開番号 : 特許公開2006-158244 公開日 : 2006年6月22日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 中村 紀子 外2名

発明の名称 : 新規蛋白質、その医薬用途、その蛋白質の遺伝子のプロモーターおよびその用途

【課題】 本発明の目的は、造血の異常を伴う疾患の治療薬の探索・開発に有用な生理活性蛋白質、該蛋白質をコードする核酸、該蛋白質を認識する抗体、及びこれらの利用方法を提供することにある。さらにまた、本発明の目的は、該蛋白質をコードする遺伝子のプロモーターならびに該プロモーターを利用した条件特異的遺伝子発現系や薬剤スクリーニング系等の提供することにある。
【解決手段】 造血作用を有する新規蛋白質、それをコードする遺伝子、該遺伝子を含む組換えベクターおよび該組換えベクターで形質転換された細胞、さらに造血作用を有する新規蛋白質の遺伝子発現を制御するプロモーターの単離と配列決定。前記プロモーターを含む組換えベクター、該ベクターで形質転換された細胞、ならびに該細胞を利用したスクリーニング方法等の確立。

癌の新規診断方法

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-363681 出願日 : 2004年12月15日
公開番号 : 特許公開2006-166789 公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 安井 弥 外1名

発明の名称 : 癌の新規診断方法

【課題】 正常組織での発現レベルが極めて低く、癌特異的に発現レベルが高い遺伝子を見出し、これを用いた癌の新規診断方法を提供する。
【解決手段】 DKK4(Homo sapiens dickkopf homolog 4 (Xenopus laevis))、NOHMA(Homo sapiens HORMA domain containing protein)、CYP2W1(Homo sapiens cytochrome P450, family 2, subfamily W, polypeptide 1 )およびAPIN(Homo sapiens APin protein)をコードする遺伝子は癌特異的に発現レベルが高いことを見出した。これらの発現レベルを正常レベルと比較することにより、客観的な癌の診断が可能となる。

抗肥満物質のスクリーニング方法

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-379042 出願日 : 2004年12月28日
公開番号 : 特許公開2006-180803 公開日 : 2006年7月13日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 近藤 秀彦 外3名

発明の名称 : 抗肥満物質のスクリーニング方法

【課題】 肥満改善及び/又は脂質代謝促進効果のある物質(食材や薬剤)に対して発現量が有意に変化し、肥満改善及び/又は脂質代謝促進の指標となりうる遺伝子を見出し、これらの遺伝子を利用して抗肥満物質を高感度にかつ短期間にスクリーニングする方法を提供すること。
【解決手段】 次の工程を含む、抗肥満物質のスクリーニング方法。
(1) 被験物質を哺乳動物由来の小腸培養組織又は細胞と接触させる工程
(2) 上記小腸培養組織又は細胞における、少なくとも1種以上の脂質代謝関連酵素遺伝子の発現量を測定する工程
(3) 被験物質を接触させない哺乳動物由来の小腸培養組織又は細胞における、対応する脂質代謝関連酵素遺伝子の発現量を測定する工程
(4) 上記(2)で測定した発現量が、上記(3)で測定した発現量より増加した被験物質を選択する工程

アルツハイマー病の検出方法

2006年07月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-375422 出願日 : 2004年12月27日
公開番号 : 特許公開2006-184042 公開日 : 2006年7月13日
出願人 : 財団法人 東京都高齢者研究・福祉振興財団 外1名 発明者 : 内田 洋子

発明の名称 : アルツハイマー病の検出方法

【課題】アルツハイマー病の検出方法及び検出用キットを提供する。
【解決手段】前記検出方法では、体液中のメタロチオネイン-3(MT-3)を分析する。前記検出用キットは、抗MT-3抗体又はその断片を含む。