バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

乳酸菌によるL-シトルリンの製造法

2006年01月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平3-352949 出願日 : 1991年12月17日
公開番号 : 特許公開平5-168486 公開日 : 1993年7月2日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 樋口 猛 外6名

発明の名称 : L-シトルリンの製造法

【構成】 ペディオコッカス属に属し、アルギニン・デイミナーゼ経路を有する乳酸菌にバクテリオファージを感染させて溶菌したものを、L-アルギニンに作用させてL-シトルリンを生成させ、これを採取するL-シトルリンの製造法である。
【効果】 特定の乳酸菌をバクテリオファージで溶菌させたものを、L-アルギニンに作用させるという極めて簡単な方法によりL-シトルリンを容易に製造することができる。

緑色植物中でのパラヒドロキシ安息香酸の高レベル生産

2006年01月18日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2002-518138 出願日 : 2001年5月22日
公表番号 : 特許公表2004-511224 公表日 : 2004年4月15日
出願人 : 390023674 発明者 : ナット メイヤー 外2名

発明の名称 : 緑色植物中でのパラヒドロキシ安息香酸の高レベル生産

本発明は、ユニークな発現カセットを用いた緑色植物中でのpHBAの高レベル生産に関する。このカセットは高等植物中でタンパク質発現を促進できる、適したプロモーターに作動可能に結合したコリスメートピルベートリアーゼ(CPL)コード配列を含む。さらにこのCPLカセットは葉緑体トランジットペプチド、その天然の開裂部位、およびCPLのN-末端に融合するトランジットペプチドドナータンパク質の小部分をコードする配列を含む。葉緑体標的配列はこの外来タンパク質を葉緑体コンパートメントへと向かわせ、この細胞器官内への取り込みを助ける。開裂部位はトランジットペプチドに対してユニークなもので、カセットによりコードされたキメラタンパク質のこの部位での開裂により、成熟CPL酵素とトランジットペプチドドナーの小部分とを含み、完全な酵素活性を有する新規のポリペプチドが遊離する。

<植物>悪玉活性酸素を退治するアミノ酸

2006年01月18日 | 植物&農業
奈良県生駒市の奈良先端科学技術大学院大学教授
横田 明穂さん 

光と水を利用し炭酸ガスから有機物質を合成する植物の生命活動の魅力に、横田さんが取りつかれたのは35年前。この10年は、光合成の活動を大きく制限していると考えられる二つの要因を改善する課題に集中してきた。一つは炭酸ガスを有機化する反応を担い、光合成で一番重要な役割を果たす「ルビスコ」と呼ばれる酵素の機能を改良すること。もう一つは植物に深刻な被害を与える強い光と乾燥という「環境ストレス」に耐えうる植物を開発することだ。記事全文>>読売新聞(関西)2006-01-18
◇参考資料
 炭酸固定、ルビスコ、光呼吸
   代謝生物学:http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/sonoike/taisha3-6.htm
◇植物において脂肪酸合成を促進させる方法
  独立行政法人科学技術振興機構
   J-Storeライセンス供与可技術
◇有害活性酸素“退治”シトルリン大量に含有「南アの野生スイカ」
  http://www.g-osaka.co.jp/new/031117.html

非病原性フザリウム菌関連微生物資材

2006年01月18日 | 菌類 細菌
RIIBS Japan技術資料>>http://www17.ocn.ne.jp/~riibs21s/bact01.htm
発明の名称 : ビール粕を用いたフザリウム属菌の培養法 及びその培養物からなる農業用資材
出願人 : 静岡県 外1名 発明者 : 牧野 孝宏 外3名
公開番号 : 特許公開平7-184637 公開日 : 1995年7月25日
   http://blog.livedoor.jp/riibs/archives/50058029.html

アリイナーゼ及びこれを用いるアリシンの製造法

2006年01月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-299378 出願日 : 2003年8月22日
公開番号 : 特許公開2005-65578 公開日 : 2005年3月17日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 発明者 : 田中 俊雄 外3名

発明の名称 : アリイナーゼ及びこれを用いるアリシンの製造法

【課題】工業的規模で簡便かつ効率的にアリインからアリシンを生成させ、アリシンの医薬としての実用化に供することが可能な微生物に由来するアリイナーゼを提供し、また、これを用いるアリシンの製造法を提供する。
【解決手段】フザリウム(Fusarium)属に属する微生物が生産し、アリインからアリシ
ンを生成させる活性を有するアリイナーゼ。このアリイナーゼは、FERM P-19485として寄託されたフザリウム エスピー(Fusarium sp.)AMA9394株が生産できる。細菌類が生産し、アリインからアリシンを生成する活性を有するアリイナーゼ。このアリイナーゼは、FERM P-19486として寄託されたエンサイファ アドヘレンス(Ensifer adhaerens)AMA9794株が生産できる。これらのアリイナーゼをアリウム属植物の抽出物またはアリインを含む溶液に作用させ、アリシンを生成させるアリシンの製造法。

【インフルエンザ】遺伝子変え 人から人へ

2006年01月18日 | 医療 医薬 健康
人類にたびたび大流行を起こしてきた人獣共通の感染症
東南アジアから西アジアのトルコにまで死者が拡大した鳥インフルエンザ。遺伝子の一部が変異すれば、人から人への感染力を獲得し、大流行する新型インフルエンザに変身する可能性がある。その実像と対処法を考える。読売新聞2006-01-10