バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

塩に強いイネの遺伝子、クローン化に成功 上海

2005年09月21日 | 植物&農業
中国科学院(科学アカデミー)上海生命科学研究院の植物生理生態研究所・植物分子遺伝国家重点実験室の林鴻宣研究員率いる研究チームがこのほど、イネの塩に対する耐性(耐塩性)を左右する遺伝子「SKC1」のクローン化に成功した。
「人民網日本語版」2005年9月13日

任意のペプチドを植物のタンパク顆粒で蓄積させる方法

2005年09月21日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2002-139836 出願日 : 2002年5月15日
公開番号 : 特許公開2003-334080 公開日 : 2003年11月25日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 発明者 : 川越 靖 外1名

発明の名称 : 任意のペプチドを植物のタンパク顆粒で蓄積させる方法

【課題】 任意のペプチドを植物の胚乳組織へ蓄積させる方法を提供することを課題とする。さらに、該方法に用いるためのキットを提供することをも課題とする。
【解決手段】 液胞由来のタンパク顆粒IIに蓄積するイネのグロブリンが液胞移行シグナルを有すると考え、該液胞移行シグナルの同定を試みた結果、グロブリンの72番目のロイシン残基から86番目のセリン残基までの15アミノ酸残基をGFPのC末端に付加した融合タンパク質の細胞内局在は、驚くべきことに、液胞由来のタンパク顆粒IIではなく、液胞由来ではないタンパク顆粒Iであった。また、該15アミノ酸残基の配列を基に、植物において保存されているQCCXQ(Xは任意のアミノ酸)配列を見いだした。任意のペプチドにQCCXQを付加することで、該ペプチドを植物の胚乳組織へ蓄積できることが示唆される。


改善されたイソプレノイド産生法

2005年09月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2003-502205 出願日 : 2002年6月5日
公表番号 : 特許公表2004-527265 公表日 : 2004年9月9日
出願人 : 501304397 発明者 : ベリー アラン 外5名

発明の名称 : 改善されたイソプレノイド産生法

本発明はメバロン酸経路の酵素、例えば、ヒドロキシメチルグルタリル-CoAレダクターゼ、イソペンテニル二リン酸イソメラーゼ、ヒドロキシメチルグルタリル-CoAシンターゼ、メバロン酸キナーゼ、ホスホメバロン酸キナーゼ、またはジホスホメバロン酸デカルボキシラーゼの活性を有するポリペプチドをコードする単離ポリヌクレオチドを提供し、これらはフィトエン、リコペン、β-カロテン、ゼアキサンチン、カンタキサンチン、アスタキサンチン、アドニキサンチン、クリプトキサンチン、エキネノン、およびアドニルビンのような、カロテノイドなどのイソプレノイド化合物を組換えにより産生するために有用なポリヌクレオチドである。発現ベクター、培養細胞、およびイソプレノイド化合物産生法もまた提供される。


一般家庭向けのDNA鑑定キットを発売

2005年09月21日 | 創薬 生化学 薬理学
 リプレDNAカンパニー(東京・中央、伊藤一見社長)は2005年9月14日、ヒトDNAの鑑定や保存ができるキット「aDNA(アディーナ)」の発売を発表した。アディーナは、一般家庭でDNA鑑定が可能なキットとして、01年に英DNA Products社が世界で初めて英国で販売した製品(欧米での製品名は「CATGee」)。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?newsid=SPC2005091534443&id=0

20億年のDNA・・アディーナサテライト・・DNA Revolution Of Life
・未来にDNAを残すため。
・未来の医学の進歩をに備えて。
・行方不明などに備えて。
・危機管理に。貴方が災害などに遭った時、身元確認に家族の方は一刻も早く現場に向かおうとします。貴方のDNAが家に残されていれば家族は出発までの時間を無駄にせずに済みます。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/47567/1837341#1837341

新規遺伝子をもちいたユビキノン10の製造方法

2005年09月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-24663 出願日 : 2004年1月30日
公開番号 : 特許公開2005-211020 公開日 : 2005年8月11日
出願人 : トヨタ自動車株式会社 発明者 : 川口 俊哉

発明の名称 : ユビキノン10の製造方法

【課題】真核細胞におけるユビキノン生合成系に関与する新規遺伝子を用いて、高効率でユビキノンを製造する。
【解決手段】ユビキノン10産生能を有する細胞に、以下の(a)又は(b)のタンパク質をコードする遺伝子Aとポリプレニルトランスフェラーゼをコードする遺伝子Bを共発現する工程と、(a)特定のアミノ酸配列からなるタンパク質(b)前記タンパク質を構成するアミノ酸において、1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を含み、ユビキノン生合成に必須な機能を有するタンパク質。得られた細胞を培養してユビキノン10を産生させ、培地及び培養細胞を含む培養物からユビキノン10を回収する工程とを含む。