マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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和爾町・96日目の直播き苗の成長具合

2018年10月01日 09時15分05秒 | 民俗あれこれ(四季耕作編)
1カ月と10日間。

取材先に出かける方角が違っているのか、天理市和爾町を通ることはなかった。

西名阪国道を利用することもなかった。

気にはなってはいるもののわざわざ出かけることもない。

身体の状況もあるし、執筆に時間を割きたいと思って、盛夏の期間は取材を抑えていたが、この日は月ヶ瀬月瀬の取材

帰路に選んだ迷走の寄り道の一つは取材のお礼に訪れた桜井市山間。

そこからの下りは西名阪国道の旧五ケ谷地区を通り抜け。

視界が拡がる和爾町の営農組合に着く。

前回に拝見した直播き状況はどのように変化しているのか。

期待に胸が高鳴る。

観た瞬間に声がもれた。

これは一体何である、だ。



状況は掴めず、拡がる草原のような景観に頭を捻る。

ここは紛れもない直播きの田。

水を張ったときの田の状態は知っている。

こんな段差はなかった。

しかも、青々に育った稲が波打っている。

大波、小波の大草原の景観が不思議でならない。

育って稲穂の伸び方によってこうなるのであろうか。

それは肥料多寡の関係であろうか。

それは違うと思う。

直播きの籾種はカルパー粒剤を回転する籾に塗していた。

剤の塗し状態に差はないはずだ。

遙か先に見える生駒山の鉄塔。

撮った時間帯は午後5時。

夕陽の時間帯まで待つこともない。

撮る場を若干左右に振って農小屋を入れてみた。

稲の高さがわかるかもと思ってシャッターを押したそこも大波、小波の草原状態。

思わず、「♪ かぁーぜーにふるえる~ 緑のそぅーげん~・・・♪」を口ずさむ。

そのムードはもう一つ左右に振った映像で止まった。



まるで何かの車輪が草原を走っていったかのような轍がある。

たしか、前回に訪れた6月26日にはなかったような気がする。

(H29. 8. 6 EOS40D撮影)


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