♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■雀すら覚えられている

2006年07月20日 | Weblog


 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のルカの福音書から読んでみましょう。

 「五羽の雀は二アサリオンで売っているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいません。それどころか、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」(ルカの福音書12章6節、7節)

 先日、子どもたちと一緒にペットショップを覗きました。店内をブラブラ歩き回りながら、鳥一つとっても実に驚くほど様々な種類があるのだなあと思わされました。十姉妹(じゅうしまつ)、鶯(うぐいす)、昔から知られた日本の飼い鳥のみならずオカメインコ、カナリヤなど外来の飼い鳥もあります。その色とりどりの様子を見ながら、これらが神様の手によって創造されたのだと考えると、神様のパレットの色どり豊かなことを思わずにはいられません。ぜひともこんな素敵な鳥を家で飼ってみたいものだ、そんな気にさせられたものです。

 ところで、考えてみると、雀をペットショップで見かけることなどまずありません。見栄えが悪いからでしょうか。あるいはそこらじゅうにいるので家で飼うほどではないということかもしれません。私が住む(地域の)多摩川の河川敷ではバードウォッチングが時々なされています。カワセミや様々な種類のシラサギを観察することができ、結構楽しめる場所です。しかし、そこで雀に関心を向け観察を楽しむ人などまずいないようです。人の目にはどうも価値のない鳥ではないでしょうか。

 けれども神の目にはそうではありません。神様は、人が目もくれず(忘れてしまうような)、雀を決してお忘れにならず、毎日その必要を心掛けてくださっていると言います。そして私たちをそのような沢山の雀よりも優れたものであると見てくださっています。

 このような神様であればこそ、私たちは自分たちの必要も神様に確かに覚えられていると確信することができます。今週も神様の守りと配慮を覚えて歩ませていただきましょう。また教会に集い、更にこの神様の祝福を知らせていただくことにしましょう。

 (PBA制作「世の光」2006.07.20放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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