♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■今も祈っておられるイエス/羽鳥頼和

2015年10月24日 | Weblog
2015/10/24放送


 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 イエスが十字架につけられて殺される前の日のことです。イエスは自分が十字架につけられることを知っていて死ぬ覚悟をしておられました。イエスはそんな時にも弟子たちに愛をもって語られました。イエスは弟子のペテロに言いました。
 「サタンが弟子であるあなたがたに試練を与えます。しかし私はあなたの信仰がなくならないようにあなたのために祈りました。それであなたは信仰をなくすことはありません。必ず立ち直ることができます。ですから立ち直ったら仲間たちを励ましなさい。」(参照ルカ 22章31-32節)

 ペテロはイエスに応えました。
 「あなたと一緒なら牢屋であろうと死であろうと覚悟はできています。」(参照ルカ 22章33節)
 
 しかし、イエスは言いました。
 「ペテロ、あなたは明日の朝、三度、わたしを知らないと言います。」(参照ルカ 22章34節)
 
 このすぐ後に、イエスは捕まえられ、ユダヤ人の議会で裁判にかけられます。それは、深夜に行われる異例の裁判でした。その裁判は明け方まで続きました。「覚悟はあります。」と言ったペテロはイエスについていきます。そして裁判所の外で待っていると、ペテロは三人の人に「あなたは今裁判を受けているあのイエスの弟子ですね?」と聞かれます。するとペテロは、三人それぞれに「私はイエスなど知らない。」 と言ってしまうのです(参照ルカ 22章57-59節)。イエスの言われた通りでした。その事に気付いたペテロは大泣きして落ち込んでしまうのです。しかしペテロはイエスへの信仰をなくすことはありませんでした。なぜでしょう。そうです、イエスがペテロのために祈ったからです。イエスは既に、ペテロが信仰をなくさないように祈っていました。イエスの祈りによってペテロは守られたのです。イエスの祈りは本当に素晴らしいものです。

 新約聖書ヘブル人への手紙7章25節にはこのようにあります。
 「キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。

 とりなしとは人のために祈ることです。十字架にかかって死なれたイエスは三日目によみがえられ、そして今も生きておられ、天で私たちのために祈っておられるのです。今日もイエスはあなたのために祈っておられます。ですから落ち込んだりしてもイエスの祈りによって必ず立ち直ることができるのです。今も生きて祈ってくださっているイエス・キリストを信じましょう。

 明日は日曜日です。イエスを信じてキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」 2015.10.24放送でのお話より )
 
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