♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■エマオの途上 /山中直義

2011年04月26日 | Weblog
2011/4/26放送


 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 先週から二週に渡ってイースター・スペシャルをお送りしています。火曜日の今日は「エマオの途上」と題してお話をさせていただきます。

 イエス・キリストの十字架から三日目。エルサレムから11キロ程離れたエマオをという村に向かう道に、二人の弟子の姿がありました。

 彼らはイエス・キリストの復活を信じることができず、諦めて逃げ出そうとしていたのです。彼らは「わたしは三日目によみがえる」と言われたイエス様のことばを聞いていました。また墓に行った女たちが空の墓しか見つけることができなかったこと、み使いがイエス様の復活を宣言したということも聞かされていました。しかしそれでも彼らはそれらのことばを信じることができなかったのです。

 そんな彼らにイエス様が近づいてこられ、共に道を歩かれたと聖書は言います。彼らの目は遮られていて、その人物がイエス様であることはわかりませんでした。ですがその人物が聖書から語り始めたとき、彼らは心が内に燃やされる体験をしたといいます。そして聖書のことばによって心が燃やされた彼らはその人物にもっと一緒にいてくれるように、もっと聖書から教えてくれるようにと熱心に願いました。そしてその人物とさらに深く向き合った時、彼らの目は開かれ、それが復活したイエス様だと分かったと言います。

 いろいろと考えて議論してみるものの、結局は信じることを諦めてイエス様から離れようとしてしまう。あの弟子たちに私たちの姿が重ねられているように思います。

 ですがイエス様はそんな私たちを見放さず、なおも愛と情熱を持って語りかけてくださいます。もしあなたが聖書のことばを聞くとき心が燃やされたと思うなら、あなたもあの弟子たちがそうしたように神様に願ってみてください。もっとイエス様と一緒にいられるように。もっと聖書から教えてくださるように。そんな願いを持ってあなたが聖書を開き、教会の扉を叩くなら、あなたにもイエス・キリストが分るはずです。

 聖書のことば
 「私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。
     旧約聖書 詩篇 119篇18節

     (PBA制作「世の光」2011.4.26放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

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  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)

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