世の光の時間です。板倉邦雄です。 今日は「羊飼い」という題でお話ししましょう。
救い主の誕生は旧約聖書を通し長い歴史を貫いて預言されてきました。 聖書を与えられたイスラエルの人々は救い主の誕生を心から待ち望んでいたのです。 その救い主誕生の第一報が当時社会的底辺にありました羊飼いたちに知らされた、というのです。
さて救い主イエスが誕生した紀元前3年頃、ローマ皇帝は帝国中に人口調査を発令しました。 ベツレヘムは各地から帰郷した人々でごった返していました。 宿屋は満員です。 しかたなく身重のマリヤは家畜小屋で出産し、男の子イエスを飼い葉桶に寝かせました。(ルカの福音書2章1〜7節参照)
その夜、町外れの野原では羊飼いたちが羊の番をしていました。 そこへ突然、天使が現れ、神の栄光の輝きが一面を照らしたのです。 天使が言いました。「こわがることはありません。 これまで聞いたことのない素晴しい出来事を知らせましょう。 今夜ダビデの町ベツレヘムで救い主がお生れになりました。 この方こそメシヤ・救い主です。 布にくるまれ、飼い葉桶に寝かされている赤ん坊、それが目印です。」 羊飼いたちは言い合いました。「さあ、ベツレヘムへ行こうぜ。 神様がお知らせくださった素晴しい出来事を見てこようではないか。」 羊飼いたちは息せき切って町まで駆けていきました。 そして両親と飼い葉桶に寝かされた赤ちゃんを探し当てたのです。 (ルカの福音書2章8〜16節参照)
さて、救い主イエス・キリストに繋がる人とは誰でしたか? 救い主に会える人はどのような人でしたか?
まず、困っている人や苦しんでいる人に手を伸ばしてあげる人でしょう。
次に、天使の声を聞いて信じる人でしょう。 羊飼いたちは聞いて信じ、従いましたね。 「信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来る」(ローマ人への手紙10章17節 口語訳聖書)と聖書にあります。
第三は、子どものように心を低くした人に神様の子・救い主は御自身を現わしてくださいました。 小さな幼子を引き寄せ、イエス様はこう言われました。 「神の国はこのような者の国である。よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受け入れる者でなければ、そこにはいることは決してできない」マルコの福音書の10章の14節と15節 (ルカの福音書 18章16、17節) (口語訳聖書)
明日はクリスマス・イブです。 教会ではイブ礼拝をします。 あなたもキリストのことばを聞きにいかれませんか?
( PBA制作「世の光」2009.12.23放送でのお話より )
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