世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。
今日も皆さんと御一緒に聖書を開いてまいりましょう。ローマ人への手紙 10章17節から。
「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」
私は信仰熱心な母親の影響で、幼い頃に良く分からないまま信仰を持ちました。ですから成長するにつれ、本当に神様はいるのか、いないのか、分からなくなった時期があります。しかし、神様がいることを確信したいという気持ちで、ある日、神様の存在が分かるまでヨハネの福音書をくり返し読んでみました。「信仰は聞くことから始まり、聞くことはキリストについてのみことばによるのです」とあるように、とにもかくにも聖書に触れることが大事だと思ったからです。
で、その日は、何度も何度もヨハネの福音書を読み返し、遂に一睡もせず夜を明かしました。何だか読んでも読んでもよく分からないなあと思いながら、ふと気がつくと、窓からは柔らかな朝の光が差し込んでいました。もう朝か、暖かい日射しだなあ、と思った瞬間、一つの聖書のことばを思い出したのです。「初めに神が天と地を創造した」(創世記1章1節)ということばでした。神様はどこにおられる?とあっちを探したり、こっちを探したりするまでもない。何と自分は神に造られた者で、神の恵みに包まれて生きているんだということに気づきました。神様が大きすぎて私の頭には捉えきれなかったのですねえ。以来、私は神様の存在を信じて疑ったことはありません。
そこで神様の存在が分からない方には、まず聖書を読むことをお勧めしています。キリストの十字架の愛が分からないという方も同じです。私が説明するよりも、自ら熱心に聖書に聴くならば、神様を心から信じることができるでしょう。
「信仰は聞くことから始まり、聞くことはキリストについてのみことばによるのです」とある通りです。
教会に集い、聖書を読む集まりに通い続けていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2007.06.14放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
お問いあわせがありましたら、コメント欄でどうぞ。