♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■福音の四季 : あなたのパンを水の上に投げよ

2007年05月16日 | Weblog


 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。
 さあ今日の世の光は、まず皆様からのお便りの紹介です。

 岐阜県安八郡安八町にお住まいの赤尾さんから戴きました。

   世の光、よく拝聴しています。どうか先生、お体に気をつけて、毎週回ってくる主の日、日曜礼拝、お互いに全うしてまいりましょう。お元気で。

 えー、この頃、年老いた私の体のことを気にかけてくださるお手紙が多くなりました。赤尾さん、私も八十六歳と年をとりましたが、毎週日曜日は礼拝を守り、説教もさせていただいております。お葉書ありがとうございました。

 さあ今日も福音の四季のメッセージです。牧師で俳人であった安藤仲市先生の文章に、「この頃の旅は目には薬である。遠望に残雪のアルプス。窓辺には木々の緑が光り、道のあたりにりんごの花。
  『花ありて おぼろ夜もよく 春雨もか(※可? 華?) 花曇りも妙 花吹雪も快』 」 
 石田波郷(いしだ・ はきょう)の「病室に 百合らの香のあり イースター」との句をも見つけました。

 今日は旧約聖書・伝道者の書11章1節のことば
あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう。

 54年、ラジオを通してイエス・キリストの福音のことばを語り続けてきた私は、誰が聞いていてくださるのか聞いていてくださらないのか分からない、ただやみくもに語り続けて54年、まさに水の上にパンを投げるようなものです。昔、安藤仲市先生が神学生の頃、森に入って木々に向かって説教の練習をしたそうです。ある人がこっそりそれを聞いていてずうっと後になってイエス様を信じた、という話しを聞きましたよ、と先生(はおっしゃいました)。水の上にいのちのパンを投げ続けて50年。ずっと後になってあちらこちらで素晴らしい事が起こりました。

 聖書のことば
あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう。
 旧約聖書・伝道者の書11章1節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 (PBA制作「世の光」2007.05.16放送でのお話しより)

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PBA制作「世の光」の始まり
 1951年 大平洋放送協会(PBA)の前身の大平洋東洋放送会社(POBC)が誕生。
 1952年 『暗き世の光』(週1回15分) 富山放送から放送開始。続いて6局増加し、タイトルを『世の光』として、またたく間に民放30局中、23局より放送開始。大江捨一師、ラジオ牧師となる
 1954年 羽鳥 明師、ラジオ牧師になる。7月、『世の光』ニッポン放送から放送開始

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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