♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■福音の四季: わたし、主はそれを見守る者

2006年10月18日 | Weblog
 
 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さ、今日の世の光は、まず皆様からのお便りの紹介です。長野県小布施町にお住まいの原さんから戴きました。短い詩です。

 「空」
  小さな小さな小さなわたしが 大きな空を見上げて 喜んでいます
  ありがとうございます

 いつも原さんは「喜んでいます」、何でも「ありがとうございます」ですね。お幾つくらいの方かなと、私より少々年上のお年寄りではないかしらんと考えながら短い詩を楽しみにしてまいりましたが、今回「私は88歳です。今日、誕生日でした。」と書いてくださいました。私より3歳年上の方でした。年老いて「喜んでます」「ありがとうございます」の生活、いいではないでしょうか。

 さあ福音の四季のメッセージです。旧約聖書イザヤ書27章3節のことば、お読みします。

わたし、主は、それを見守る者。絶えずこれに水を注ぎ、だれも、それをそこなわないように、夜も昼もこれを見守っている。

 今私は千葉県市川市に住んでいますが、20数年前には東京都練馬区に住んでいました。私はそこで第1回めの心臓の手術を受けたのです。退院してしばらく静養している時でしたが、二階の窓から庭を見下ろしますと、芙蓉(ふよう)※ の木が大きく生い茂って、何百というピンクの花をつけているのにはびっくりしました。戴いた苗木の時は小さな花一つをつけた、ちっぽけな芙蓉でしたのに、何もせず放っておいたのに、こんなに大きく生い茂って、何百という花をつけています。このちっぽけな芙蓉を私が見過ごしていても神は、見守り、育て、成長させ、花を咲かせてくださったのです。神様はこの小さな汚れた虫けらのような私を長年見守り、絶えず水を注いでくださいました。昼も夜もまどろむことなく見守っていてくださったのですねえ。

 聖書のことば。
わたし、主は、それを見守る者。絶えずこれに水を注ぎ、だれも、それをそこなわないように、夜も昼もこれを見守っている。」イザヤ書27章3節のことばです。

 それではまた聴いてください。


※ ふよう 【芙蓉】(1)アオイ科の落葉低木。暖地に生え、観賞用に栽植。高さ1~3メートル。葉は浅く三~七裂する。初秋のころ、上部の葉腋に径約13センチメートルの淡紅色の五弁花を開く。花は一日花で、白花の八重咲き、花色が変化する品種などもある。木(もく)芙蓉。[季]秋。   大辞林 第二版 (三省堂)より


 ( PBA制作「世の光」2006.10.18放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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