♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■人生道をゆく

2006年08月14日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。

 あのう考えてみますと、日本人は道ということばを好むのかなあという風な気がしますねえ。武士道とかですねえ、武道とか、柔道とか、またお花のことでも華道(かどう)と言ったり、お茶のあれをまあ茶道(さどう)と言ったりですねえ、いろんな所に「道」ということばをつけるんですねえ。で、それはただ剣道でお面!とか小手!とかいうようなことで相手をやるというだけではなくって、そこにはもっと精神的な大事なものがあるという。柔道についてもそうだと思うし、お花を(ただ)活ければいいってもんじゃなくって、そこには・・・、というその華道ですか。そしてお茶でもただお茶を飲んでればいいというものではなくって、そこに人生にとって大切な学ぶべきものがあるという風な、そこには道があるんだというですね、そういう捉え方ですね。

 えー、私の名前は宣道(のぶみち)と言いますけれども、道を宣べ伝えると言いますが、聖書でもですねえ、クリスチャンのことを、キリストを信じた人のことを、「この道の者」(使徒の働き 9章2節)という風に表現している所が何個所かあるんですね。(※「この道」使徒 19:9、使徒 19:23、使徒 22:4、使徒 24:14、使徒 24:22) 「この道の者」、つまりそれは、イエス・キリストが「わたしが道である」(ヨハネの福音書 14章6節)という風に言われたその道を歩いている者、その道なるキリストを信じている者という意味で「この道の者」という風な言い方をする事がある訳なんですね。

 で、聖書が教えているその「道」というのは、先程のまあ武士道とか華道とか茶道とかいう風な言い方でしますならば、まあいわば人生道と言いましょうかねえ、私たちがこの人生をどういう風に生きて行ったらいいのかというその道、そのあり方、そしてそのルールみたいなもの、その基準と言いましょうかね、そういう風なものを私たちに示すのが人生道と言うその「道」と言う。

 イエス・キリストが「わたしが道だ」という風におっしゃった時に、私たちがこの地上に生を受けてどういう風に生きることが本来なのか、どう生きることが間違いのない歩み方なのか・生き方なのかということをイエス・キリストは私たちに身をもって示してくださいました。そして神から遣わされたお方として私たちに、これが神様が願っていらっしゃる道なんですよという事を明確に示してくださった。で、イエス・キリストを通して私たちはそれはまさに天に通ずる道となっていくのだということを考えます時に、この道を行くということがどんなに大切かと思うんですね。
 
 ( PBA制作「世の光」2006.08.14放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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