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質問時短?予算議会で

2021年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム
 岩沼市議会は10時~議会運営委員会が開催されました。私は会派に所属していない『ひとり会派』議員も参加するよう呼びかけられた。議題は「予算議会における一般質問」だったから参加することにしました。

 予算議会は年4回開催される議会の中で、一番大切な議会と認識しています。しかし、佐藤淳一議会運営委員長らの会派及び自・公連合である大方の岩沼市議会にそのような認識はありません。因みに立憲民主も同様です。

 予算議会だけ一般質問の時間を通常の40分から、30分に縮めています。予算議会の過去をさかのぼると昔(10年前:40分)は一般質問しかありませんでした。私らが予算議会は一年で一番大事な議会なので代表質問を提言しました。

 それが代表質問は一会派から一人(当たり前!)のはずが、代表質問した会派は他の議員が質問できないなどの制約を起案した。その時の一人会派の一般質問は20分でした。つまりは大勢の議員に質問させないようにしたのです。

 その後、一般質問をしたいという議員が自・公連合内から出て、代表質問者以外は一般質問できることになりました。自分たちで決めた制約を自ら変え、決めた行為に恥ずかしさはなく、元に戻したと思ったら20分のままでした。

 一般質問という言論の自由を岩沼市議会は自ら制約を科し、議員に与えられている権利をはく奪するような起案はあっさりと通過し、30分になったというが今議会も馬鹿げた一般質問になっています。

 私は意見を求められたので「予算議会は一番大切な議会なので、質問時間を40分に戻そう」と過去の経緯について話した。しかし、佐藤委員長は聞く耳など持っているはずがなく、聴いただけで会議はいとも容易く終了した。

 こんな議会だからこそ、最高裁の大法廷で岩沼市側が敗訴したのだ。

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