すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

準備万端?24時間化へ

2021年02月05日 | 日記・エッセイ・コラム
 岩沼市議会は本日2月5日に議員全員協議会(以下:全協)がありました。前回の全協は1月27日に協議した『仙台空港24時間化』と同じ協議内容です。その9日後に出てきたのが『24時間化に係る要望書』と『覚書(案)』です。

 岩沼市が要望書として宮城県に提出した日付は、1月27日の全協の2日後でした。準備万端、市民の理解などどこ吹く風で議会を抑えれば宮城県と調印の運びになるのか?と思いたくなります。

 今日は宮城県の土木部長も出席されていましたが、傍聴席はマスコミ関係者でいっぱい、カメラは5台も来ていました。このブログの1月27日に掲載した図面の内容が、覚書(案)として文字になったものと解釈してください。

 平穏な夜の時間帯に飛行機飛ばすことを許してしまう雰囲気の市長並びに岩沼市議会です。本来であれば、この24時間化は絶対阻止の立場だったが、雨水排水をちらつかされて気持ちが揺れ動き折れた。土木部長のいる前で雨水排水について意見を言わせていただき、早い段階から取り組むようお願いした。

 また、宮城県から飛行ルートである西部3地区と周辺地域である矢野目地区へ、それぞれ交付金が出ることになっています。交付金の金額は未定ですが、過去に宮城県は矢野目・相の釜地区へ交付金を出しており、岩沼市の管理となっていました。

 管理していた交付金は目的別になっており、その地区以外使えないようになっています。飛行機の騒音や落下物に対処するためのものですが、その地区だけへの恩恵ではないはず、市長に広く市民に使えるよう念を押した。

 また、アクセス鉄道の延伸と称し、岩沼市内(飛行場のトンネル付近)に新駅を持ってくることになっている。国は延伸は認めない方向になっているので新設扱いとなり、国の認可は限りなく無理に近い。「市民に絵に描いた餅ではなく、実現できるものを覚書にして欲しい」と要望しました。

 24時間化で得るなら、騒音より水害の無い町を優先しようと考えます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする