嘘は恥ずかしくないの

　嘘つきは泥棒の始まりと言われるが、嘘つきが自民党の国会議員に蔓延している。そのように思っているのは私だけだろうか。嘘つきは安倍晋三元総理から伝染したのか、自民党はもともと嘘つき体質だったのか疑ってしまう。

　非常事態宣言中に松本純国会議員は、一人で銀座のクラブにおいて支援者から陳情などを受けていたと説明していた。それが国会議員（大塚高司・田野瀬大道）３人と深夜に係るまで３件もはしごしていたと報道された。

　東京都内における飲食店の営業時間は、夜８時までが自粛要請されている。宮城県に緊急事態宣言は出ていないが、仙台市にある国分町などの飲食店界隈は、１月２９日に自粛要請が解けても夜９時までの営業時刻です。

　国会議員として嘘をつき通そうとしたことは、人間性と資質が疑われている。今回の嘘つき松本議員の他、だんまりをしていた大塚、田野瀬両議員の３名に、自民党は離党処分を下したが理解を得るとしたら甘いのではないか。

　気になるのは国会議員の飲食代金支出である。国会議員は高給取りであるが特別待遇もある。お金はたくさんあるかもしれないが、政治資金で酒が飲めるわけではない。陳情を受けたとしても陳情者の接待費だったら賄賂に思える。

　コロナ禍で国民が苦しんでいる中、国会議員の飲食支出内容を厳しく監視しなければなりません。政党助成金などが含まれていたとしたら、まさに税金泥棒になってしまう。会計検査院の検査対象になっていないのかな～。

　国家公安委員長経験者が堂々と嘘をつき通すことに、恥ずかしくないのか。