すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

スコットランドに想う

2014年09月19日 | ブログ
 楽天が勝ちました。先発投手は楽天のエース則本、息詰まる投手戦は1-0の僅差で勝利しました。日ハムの先発メンドーサも好投しましたが、楽天・則本の前に散発3安打完封負けでした。切迫した緊張するゲームに、観客もさぞ興奮気味でしょうね。

 スコットランドの分離独立をめぐり住民投票も緊迫した選挙戦ではなかろうか。16歳までにも選挙権を与え、スコットランドの将来を見据えた選択肢に、スコットランド住民は独立しないことになった

 事前の調査では一時分離独立派が優勢になったとも伝えられ、拮抗した選挙に世界中が注目していました。結果は『独立賛成派』161万7989票(44,65%) 『独立反対派』200万1926票(55,25%)投票率はなんと84,6%にもなったそうです。

 住民投票で投票率が84,6%にもなるなど、今の日本なら考えられない事だと思いませんか。将来のことになると投票率も上がるのだろうが、都市部の住民を含めてこの数字は“驚異”的と思います。これでイギリスは分裂することが無くなりました。

 しかし、賛成派は負けはしたけれども、キャメロン首相から独立を阻止するために、権限の拡大を得たとあります。スコットランドにとっては連邦政府から「権限の委譲や拡大」をもぎ取ったことだけでも、実質的な勝利と呼ぶ人もいると言われています。

 税制や福祉政策の一部をスコットランド議会に移譲されるようですが、法整備や今後の検討事項はこれからみたいなので、住民投票後にも目が離せない状況です。なぜならスコットランドに移譲しすぎているとの批判もあるためだそうです。

 スコットランドが独立に向けて行動を起こしたことで想うことは、選挙や政治に関心が無かった若い世代の考えが変わったと伝えられました。我々議員も市民の代弁者として行動しなければ、何も変わるものではありません。行政の決まりきった考えを変えることも必要ではないだろうか。それにしても懲罰乱発する議会にそんなこと伝えても無理があるかもしれませんね。

 さて、4位楽天と3位日ハムとのゲーム差は7,5 楽天の残り試合15、日ハムの残り試合は13です。日ハムとの直接対決は4試合なので、全勝すれば3,5ゲーム差です。クライマックス進出に厳しいが決して不可能ではありません。皆さんも応援しませんか。

 あ~応援に行きたいな。議員報酬の返納さえなければな~。


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