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いい加減な議会が懲罰

2014年09月02日 | 市政・市制・市勢
 まったくもって駄目な議会。とても低レベルな議会。なんと体(てい)たらくな議会。体たらくとは「好ましくない状態」などのすがた・ありさまを現します。私に対する懲罰が『会期中の出席停止』に議会で決まったからだけではありません。

 今定例会が本日より始まり会議の冒頭から懲罰議案が審議されました。まず始めに懲罰委員長である飯塚議員の「報告」そして「質疑」、「討論」、「採決」と進みました。

 「質疑」は宍戸幸次議員が議会の最高規範である議会基本条例の観点から、「どのような質疑を行ったのか」それに対し飯塚委員長は「していない」と述べるに留まりました。審議のポイントの問いかけだったが、「品位品格に適切ではない、欠ける」などと答弁が不十分で曖昧だった。

 それは次の「討論」の中で反対を表明した大友健議員が、「懲罰提案理由を審議していない」との指摘をしました。提案理由にある「須藤議員は・・・都合の悪いことが生じるとこれを封ずるような発言を行っている」とはいったいどの発言を指すのか。

 また、「須藤議員の発言が請願権を行使しようとする市民を委縮させ、逆に市民に対して圧力をかけていると、言わざるを得ない」などについての根拠を全く審議すらしていません。審議どころか動議提案者に懲罰委員会は理由を述べさせない。

 懲罰という議員にとって重い決定を下す委員会が、もっとも重要な懲罰動議提出者の理由を聞いていません。つまり、議案を提出した理由も聞かず、審査することなく数の力による数の論理で、提出者の言い分を丸々飲みこんだ形です。

 これがまかり通るのであれば、岩沼は提案理由の説明を聴くことなく、そのまま議案を通すようなものです。それでは議会の機能が全く機能していません。岩沼議会それ自体が要らなくなると言うことです。

 本日はそのことだけで体たらくな、いい加減な議会と表現したのではありません。賛成討論をした松田議員が先週28日の懲罰委員会で、大友健議員が「(質問に)答えられず、休憩を求めた」と発言しました。これに対し、大友健議員が「議事進行」を宣言。

 髙橋孝内議長はこれを無視。「これをもって討論を終結いたします」と言いかけ、宍戸幸次議員が反対討論。宍戸幸次議員の反対討論が終わると、再度「議事進行」を宣言(大きな声で発言しました)しかし、これも無視。そして賛成討論があり、その後にようやく「議事進行」を認めた。

 議会事務局のスピーカから聞こえてくる、髙橋議長の議事整理は不公平さそのもの。大友健議員は松田議員に「休憩を求めたなどと言っていない」と反論です。確かに先週の懲罰委員会で大友健議員は、休憩を求めていなかった。このことは議会事務局のスピーカを通じて伝わってきました。

 その後本会議の中身を大友健議員から聞くと、先週の会議録を飯塚委員長と松田議員らが見ていたそうです。他の誰にも提示することなく、発言の主旨を充分審議せず、一方的な解釈で閉じてしまった。このような審議が岩沼議会の象徴であり、髙橋議長の議事整理です。全くいい加減な議会から私は懲罰に付されました。

 いい加減な議会に年間2億円、、、岩沼市民に必要な議会か。

コメント (9)
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