今日はある調査のため、仙台へ行った帰り道は遠回りしてきた。昔はよく通っていた道路は様変わりして狭い道路がいつの間にか太くなっています。街の様相も5年前と違い変わっていることろがあります。
特に驚いたことは、サラリーマン時代に競争相手でもあった会社が倒産していたことです。一時は優良会社で社員も20数名が働いておりました。その後様々な弊害があり、株主が変わるなどして内紛が激しくなったとも聞いています。
それでも倒産するとは微塵も考えられなかったからです。顧客からの信用も厚く、私たちが入り込む余地などなかったのですが、、、いまだに信じられません。
倒産の要因は震災で被災したわけではなく、メーカーの合併による事業の取捨選択のためでした。事業の撤退に伴う影響が地元企業に降りかかったようです。
雇用を守るためには企業の存続が欠かせません。政治は雇用を守るためにあらゆる手段を行っていかなければならないと考えます。企業誘致は施政にとって最重要課題なのです。
そのような中で就職に悩み若者が自殺する傾向になっていると報じられています。警察庁によると、昨年は30歳以下で就職に失敗した人が150人も自殺しているとのことです。
倒産した優良会社の従業員はその後どうなったか心配ですが、施政次第ではさらなる倒産や撤退が増えてはなりません。「経済が一流で政治が三流」と言われた時代もありましたが、経済が良ければ自殺者は減ると考えます。その政治は一流だと思うのです。
震災後に国や県は様々な支援策を行い、復旧事業(集団移転・防潮堤の嵩上げ・道路の嵩上げ・排水対策・大規模圃場整備)に多額の事業費を出す。そのためにも政治の在り方を勉強していかねばと思います。
が、この街の政治は何流なのかと思いたくなる。新たな事業者を支援する施策が見当たりません。答弁で『お金が無い』は聞き飽きたし、市独自事業は『千年希望の丘』?。
震災後に雇用を増やす市政の努力が見えてこない