goo blog サービス終了のお知らせ 

すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

言論封殺の議会は重症

2014年07月09日 | 市政・市制・市勢
 『このままでは済まない』また『バガ~』どこかの任侠映画や三流映画の一コマではありません。岩沼市議会のドン的存在の沼田元議長が休憩中に発した言葉であり、意に沿わないことに関しては『数』で徹底的に排除する。

 私は一般質問冒頭に新火葬場建設に際し、「議会に対し言論封殺と思えるような請願が出されたり、先の議会では火葬場建設に際し、決議案が飛び交うなどの岩沼市議会にとっては重要な案件だったと思っております」と発言した。決して言論封殺だとは断言していません。(日本語が通じないのかな)請願者を差別した言葉なんだって!(日本語が理解できないかもしれません)

 この下線部の発言が議運では、『発言は不穏当と認め発言の取り消しと陳謝』になる。数の、数による、数のための議運です。岩沼市議会に出された請願を紹介議員として持ち込んだのが沼田元議長であり、その請願にケチを付けられたと思ったのか?はたまた意に沿わないからか。(だとしたら、小さいな~)

 議運開催前に『懲罰だ』と叫び、雄たけびをあげていました。そこで私は日本語をよく理解してくださいと申し上げた。沼田元議長は懲罰しか思い浮かばないの? (かわいそうだね、もっと、市民のことで議論したら!)

 2年前は傍聴席に人差し指で差し「黙ってろ、コノヤロー」と反社会勢力的な大声で怒鳴ったが、「陳謝します」の小声で済ませている。『誰もがさわらぬ神にたたりなし』的存在です。7期も経験すると議会の長老ならぬ独裁者?ですかね。

 町内会から出された請願は、市議会に対して挑戦的と思える内容です。議員の言論に制約を課すような請願を、議会は一人の請願者も呼ばずに真相解明どころか、先週の議運で多数派の『数』がまかり通り一部採択すべきものとしました。

 この請願は議会の一議員に向けられたものですが、見方を変えれば議会全体もしくは議長に対して嘲笑っているようにもとれると解釈しています。この請願を明日議場で採択することは、議会の言論封殺になると真剣に思っています。

 私は議運の決定『取り消しと陳謝』を議場で拒否しました。その理由は請願者を差別しているからとか、訳の分からない理由です。言論封殺と思えるような請願と発言したのです。思えるようなとは、私の想いであり考えであって、論評なのです。(憲法の表現の自由に該当しているではありませんか)

 また、このことで陳謝したら議会が議員に『言論封殺』していくことになると考えます。その後に続いた一般質問終了間際に議長から「本議会のしんいを傷つけたと、いうことで謝る気はあるか」と発言を求められたが、、、しんいではなく品位だったみたいですが、私も「議会のしんいを傷つけたとは思っておりません」と合わせて言っておいた。

 議長は明日「議長において適切に処理する」と明言された。最終日は地方自治法129条、紀律の『退場』『発言禁止』もしくは沼田元議長による『懲罰』動議ですかね。このことに費やした時間は長く、無駄な労力は税金の無駄使い議会かな。

 言論封殺議会の岩沼市議会は重傷で、つける薬を探しています。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良かった松田氏の質問

2014年07月08日 | 市政・市制・市勢
 今日も昨日に引き続き一般質問がありました。昨日紹介した共産党、松田由雄議員の一般質問は『素晴らしかった』の一語に尽きます。質問した項目は『仙台空港民営化について』『新火葬場建設計画等に関して』『徘徊高齢者対策について』の3点でした。

 何より勉強してきたことを充分に述べられていたことと、いろんなところに取材?というか、出向いていることがわかりました。一点目の仙台空港の民営化では、仙台空港が民営化されることで、様々な活動が行われていることを紹介された。

 菊地新市長が祝電を出した『仙台空港民営化を地域再生にどう生かすか』と題したシンポジウムは、「空港周辺に複合観光集客施設(IR・総合型リゾート)が必要」との意見が多く出されたとありました。IR・複合型リゾートとは一般的にカジノが含まれているが認識はあるのかと新市長に質した。

 それに対し、新市長は「よくわからない」と言いつつ、「詳細についてはこれから判断する」。また、そのシンポジウムには佐藤一郎議員と佐藤淳一議員も参加していたことを明かしました。本当にすごいなと感心しきりの質問でした。

 二点目の新火葬場建設計画に関しては、既設の火葬場は老朽化が著しいことを紹介し、新たな火葬場の必要性を訴えた。そのうえで地域住民には反対者がいることも事実と認め、市長には「地域住民のご理解をいただいてから進めていく」と答弁を引き出した。合わせて「強権的に進めていく考えはない」という答弁も引き出した。

 もっともすごいなと感心したのは最後の徘徊高齢者対策で、私はこの質問についていくことが出来なかった。老老介護や認知症など様々な観点から執行部側の答弁を引き出し「対応します」とか「そのようにしたいと思っています」と答弁させた。

 松田議員の質問で全体的には良かったが、残念なこともありました。火葬場ではダイオキシンが「国の基準が0,1ナノと定めているが、、、」と質問したが、担当部長から「国の基準はない、民間団体が定めている」と、、、間違っていました。

 私もわからなかったが、火葬場にはダイオキシンの基準はないそうです。質問終了後、担当部長と新市長に確認したら火葬場に基準はなく、ごみ焼却施設にありますとのこと。確かに私もごみ焼却施設に基準があることは理解していたが、知らないことって沢山ありますよね。

 岩沼市議会には『確たる事実に基づかない表現及び情報発信を行ってはならない』と議会基本条例で定めています。2013年3月議会では同僚の大友健議員が集団移転について「知恵を働かせた結果、4世帯でも集団移転が可能になった」と発言したことで、陳謝の懲罰を受けた。(これは本当だったのに懲罰です)

 また2012年12月議会でも、大友健議員が「だましのテクニック」と発言したことで懲罰の出席停止処分を受けています。その中心議員で動議を提出したのが、沼田健一元議長と森繁男現副議長です。そこに松田議員も絡んでいました。

 言論封殺?議会で明日10時から、「怖いよ、怖いな~」私の一般質問です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市長変って答弁変わる

2014年07月07日 | 市政・市制・市勢
 菊地啓夫(ひろお)岩沼新市長になって、初めての一般質問が今日から始まりました。本日の答弁で私なりに点数をつけるとしたら75点かな!(少し辛口です) 井口前市長との大きな違いは答弁に無駄がなくなり、答弁は全く変わってしまいました。

 答弁に感想が全く無いわけでありませんが、答弁の結論がはっきりしています。「〇〇していく」「〇〇対応する」「〇〇考えておりません」「〇〇検討しません」等々と当たり前と思えることだが、今まではそうではありませんでした。

 そのせいか一般質問の時間が短縮した気がします。前市長の時は答弁が長かったので、質問者が4人の場合、約4時間近くかかっていた気がします。本日は10時から始まり昼休み一時間を挟み(4人で)終了時刻が午後2時16分でした。

 前市長答弁の際は「しかしながら」「また」などと文章を接続する単語を連発していました。答弁の始めは肯定するように述べ、「しかしながら」の後に、否定するような発言になっていました。どちらが正解かというと、どちらにもとれる一流?の答弁術だったと記憶しています。(私は三流だったと思ってました!)

 「明快な答弁を」とお願いしても、本日のような単純明快な答弁は少なかった。岩沼市初の市職員出身市長ですから、答弁術に長(た)けているのでしょう。これまで他の自治体議会を傍聴し、岩沼市と比較すると『違うなぁ~』と感じたことが、同じになった気がします。

 新市長になって最初の議会は、一般質問者10人です。(今までは質問者がもっと多かった) 一般質問は市長の政治姿勢に対する考えを聞き質していく。聞くばかりではなく提案することも忘れてはいけません。このようにしてはどうかと感想を述べることが大切だと考えています。

 しかし、岩沼市議会は議員の感想や意見を制約するような議会基本条例に改悪しました。第7条で『・・・確たる事実に基づかない発言及び情報発信を行ってはならない』と規定しました。議会基本条例は岩沼市議会の最高規範ですから、違反は大変です。(だから質問者が少ないのかな?)

 本日の質問者に「私は〇〇と思う」という表現を使っていた議員がいました。『確たる事実』とは新聞に書いてあることさえ、必ずしも確たる事実でないことだってあります。意見感想が記事になっていれば、確たる事実に基づいていないことだってあります。

 議会での発言に『確たる事実』は必要です。ただ、岩沼市議会の『確たる事実』とは、議員の感想や論評にまで及ぶことが大きな問題なのです。私が議場で発言した「岩沼市議会のやり方はちょっとおかしいと思いますよ」という感想が、懲罰に繋がり出席停止になったことがありました。

 日本国憲法21条で『・・・表現の自由・・・』が認められているにもかかわらず、岩沼市議会は言論制約し、自ら首を絞めるような条例を作ったことはとても残念でなりません。条例改悪に深くかかわった共産党松田由雄議員が明日質問を行います。

 市長が変わって答弁は変わったが、質問はどう変わるのかな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重い請願の真相解明は

2014年07月03日 | 市政・市制・市勢
 『あんた』『黙ってろ』本日の議会運営委員会で共産党公認の松田由雄委員長から、私に浴びせられた言葉です。私が議事進行しようと挙手をしていることなどに腹を立てたのか、この発言に謝罪も取り消しもありません。

 『志賀地区を犯罪者扱いした宍戸幸次議員に対し、質問通告の削除及び謝罪を求める請願書』は、不当な『一部採択すべきもの』で決着しました。不当な決着とは岩沼市議会に請願の一部採択を申し合わせていないからです。松田委員長に「岩沼市では一部採択を認めているのか」と聞いたら、請願法にあるとして採決した。(帰宅後調べたら、請願法にはありませんでした)
Photo

Photo_2

 10時から始まった議会運営委員会での『請願審議』は、宍戸議員に謝罪を求める採決(4:3)で採択された。宍戸議員は議場で『私文書偽造』とは発言してません。議長に認められた通告文書によって『私文書偽造ではないか』と記載したのです。

 請願書の末尾に『ではないか』を、作為的とも思える表現で削除しています。『ではないか』とは議員の想い、意見、感想であり議員としての論評なのです。それが志賀地区の一町内会が議員に対し謝罪を求めています。(ここは北朝鮮?か)
Photo_3

 しかも犯罪者扱いのごとく記載し、「憤りを覚えます」とまで怒りをあらわにした表現です。このような請願を議会内に紹介議員として、沼田健一元議長と布田一民元副議長が行った。議員が議員を犯罪者扱いしたような請願に思えてなりません。

 2人はこの請願を受け付けた理由として、沼田議員「大変な犯罪で、、、私文書偽造は刑法159条、大犯罪である、、、」以下は、理にかなっていなかったようで意味不明だった。また布田議員も「どの文章が一般質問を行ったのか」などと、曖昧な説明でした。

 二人に対する質疑では飯塚議員が「犯罪なら司法で争うべきで、議会で決めるべきではない」(ごもっともな指摘です) また酒井議員も同様な質疑で「請願にはそぐわない」指摘をした。

 私は3点ほど質疑したがそのうちの1点で「いわれなき事実無根の通告と請願に書かれてあるが、事実か、事実無根かの真相を解明しなければなりません。(火葬場建設に)一部の地域住民の同意を得ているのか、得ていないのか。」聞きました。

 2人の答弁は地域住民が同意したことに関して答なかった。だから、2回目も3回目も同様の質疑をしているのに、松田委員長が「請願の趣旨に沿って質疑してください」と質疑を遮る。(趣旨に沿った質疑なのに邪魔をする)その後宍戸議員への質疑では「地域住民への同意は得ていない」と述べられた。

 議会議員の言葉が制限される極めて重い請願です。なのに請願者を審査に一人も呼ぶことなく、紹介議員は最後に「わかりません」と答弁しました。真相もわからないまま事実を解明することなく、採決に至った。

共産党松田委員長の行動は、極めて残念でならない。

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多数派による請願審査

2014年07月01日 | 市政・市制・市勢
 集団的自衛権について『きょう閣議決定』、日経と河北の新聞見出しが同じです。そもそも閣議決定って何?調べると思いだしたのが、小泉政権時代に『郵政民営化』で閣議決定してましたね。

 閣議決定とは意思決定機関である閣議において全大臣合意のもと決定されることです。郵政民営化の際は農水大臣が閣議決定で署名に反対をしたため、小泉総理が罷免し大臣を兼務し閣議決定したことを思い出しました。

 そういえばそんなことがあったなと思う反面、今回の集団的自衛権は憲法9条に大きく抵触することであり憲法改正せずに、憲法解釈で法律を変えてしまう感がある。その時々の政権で間違った憲法解釈にならなければ、と思っています。

 今日、岩沼市議会は菊地啓夫(ひろお)新市長、初の定例会がありました。初日の議会は1時間10分ほどで終了ですが、市政報告から新市長の素顔が見えなかったように思えました。岩沼の将来をどう変えていくのか、具現化するのか?(これからですかね)

 その後開催された議会運営委員会での請願審査『志賀地区を犯罪者扱いした宍戸幸次議員に対し、質問通告書の削除及び謝罪を求める請願書』には、これまでの憲法ならぬ岩沼市議会の慣例を無視した集団的多数派権のようでした。

 この請願は志賀町内会長、他副会長2名、そして行政区長3名を含む173名による署名で議会に提出されました。宍戸議員は犯罪を起こしていませんし、議場で『私文書偽造』と発言もしていません。なのに議長が認めた一般質問の内容を1町内会が取り消せ、そして謝罪を求めるとはいかがなものでしょうか。(まさに言論封殺、言論統制がまかり通っているとしか考えられません)

 『言論の府』と言われる議員は、言論の自由が認められている日本において、志賀町内会はどんな解釈をしているのだろうか。請願者が提出した『請願の要旨』に、「いわれなき事実無根の通告」と書かれています。地域住民と同意を得ていないことは事実であり、現に反対者がいます。事実の通告なのです。

 今日の議会運営委員会では審査するために進め方を協議しました。請願審査にだれを呼ぶか、どのような資料を提出させるかでした。これまでは請願者に来ていただき、質疑をすることが過去2回の請願では慣例になっていたが集団的多数派権が出した案で呼ばないことに決まる。

 また、当事者である宍戸議員の発言では「議場で私文書偽造と、なぜ発言しなかったのか」と限定した発言にとどめるなど、4対3の多数派権の通りに審査の進め方は決まりました。町内会が議員を犯罪者扱いにしていると思える請願です。これに呼応した同僚議員が紹介議員として名を連ね、請願審査に加わっています。(これも数なのでしょうか)

 宍戸議員を本当に犯罪者だと思うなら、請願者を議会に呼ぶべきで発言を求めることが議会人ではないだろうか。それを拒む集団的多数派権の岩沼市議会は閣議決定ならぬ議会決定で真意が決まってしまうのでしょうね。(閣議決定とどこか似てるかな)

 請願審査は7月3日()10時から「議員全員協議会室」にて

 ※7月3日(木)でした。ご指摘ありがとうございます。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする