その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

シンデレラ・ストーリー

2021-12-06 10:32:43 | 転職

『ローブ・デコルテ』持ってない^^;

童話「シンデレラ」の主人公のように、一般女性が見違えるほどの成長と幸福を手にし、一流の場などにデビューしたり、あるいは資産家と結婚する成功物語を言うらしい。(男子の場合は、スポーツ界などで、突然に頭角を現す場合に「シンデレラボーイ」などと言われることもあるらしい^^;)
ボロ小屋で生まれ、貧乏な『おやじぃ』に拾われてしまった同居猫『シロ♀』に、「シンデレラ・ストーリー」が訪れるとも思えない。一昨日も夜中に半身泥まみれで帰って来た。お陰さまで『おやじぃ』は、昨日、乾いた泥を指でほぐし取る役目を仰せつかりましたよ。まぁまぁ、一流の場にデビューすることや資産家と結婚することが「幸福」かと言えば、そうばかりとも言い切れまい。富める者に憧れが無いと言えばウソになる。けれども、『無いものねだり』をしていても仕方がない。『ひもじい』思いをして、その冬を乗り越えられなかったであろう2年前の人生(猫生)を考えれば、クサイ『おやじぃ』と同居していても十分に「シンデレラ・ストーリー」を体現しているのではないかと勝手に思い込んでいるのだけれど、これもまた『おやじぃ』の勝手な思い込みではある。「幸福感」などと言うものは人(猫)それぞれだから、ペットとして窮屈な生活を強いられている訳でも無く、勝手気ままな生活を許容され、最安値のエサと冬場の暖とを補償されているだけでもありがたいと思えとばかりに、「幸福感」を押し付けるのでありますよ^^;


「コンクリートから人へ」

そんな政治スローガンもありましたなぁ^^; アルバイトの工事現場は、市内三つの保育園を統合した新たな保育園建設現場らしい。とにかく、子どもの数が減っているのである。夕方、目にするのは保育園の送迎バスではなく、高齢者デーサービスの送迎車…幼児対策がすっかり高齢者対策に替わってしまっておりますよ。とは言え、そう遠くない内に我が身もお世話になるはずであります^^;
『業界の業務転換』なんてね。建設業界の企業さんが、老人福祉事業に進出した事例も数多く…果たして福祉産業のノウハウはどうするの?なんて心配を他所に、需要の高まりがそんな心配も駆逐した感がありますよ。しかし、『団塊の世代』が見送られる頃になれば、高齢者人口さえも先細り…人口増ばかりを良しとはしませんが、約15年後にはそんな日本がやってくる。
そうそう、今年の米価値下げで、市町村独自の助成制度が発表されているようであります。一俵当たり2,000円ほどの価格低下に対して、10a当たり1,000円から2,000円の助成らしいです。我が在所では、10a当たり10俵を収量換算するから、約2万円の減収に対して1,000円の助成…『焼石に水』とは、このことですわ^^;(我が農園は、水稲が主力ではないので、当然何の足しにもならない。)都市近郊農業を除けば、野菜、果樹の価格の乱高下に対して何の補償もないから、それはそれなりに『やりました感』はあるのだろうけれど…。
はてさて、我が農園には「白雪姫」や「シンデレラ」のように『白馬の騎士』は現れない。ならばどうする?時代に合わせて「売れる物」を作っていくしかないのよねぇ…今の高齢者が減少すれば、次の売れ筋商品も変わって来る。先を読んだ仕事をしないといけないなぁ(笑)


 


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