「愚鈍」とは頭が悪くのろまなことであるが…
「うどん」はやっぱり冬の食べ物だよねぇ…いや待て、「冷やしたぬき」に「サラダうどん」なるメニューもあるから、必ずしも冬の食べ物とは限らない。熱い「うどん」をヒィヒィ言いながら食べて大汗を流すのもひと味ではある(笑)
久しぶりに雨が降った…それも滝なりの雨である。けれど畑はカラッカラだから、秋野菜の圃場を耕運するには適度な湿り気になったようである。ましてや、雨を見越して朝から集草した後の仕上げの草刈りを済ませておいたから、願ったり叶ったり…マーベラス!!!
雨が降ろうが槍が降ろうが(槍が降ってきたら天幕が破れるけれど^^;)雨除けハウスの中の作業は続けられる。「抑制きゅうり」の収穫を終えた長男『ポン太郎くん』に最後のチャンスを与えよう…何故、「夏秋きゅうり」が9月まで持たないのか?中途半端な「抑制きゅうり」の摘芯・摘葉作業の現物を二人で見ながら、摘芯・摘葉の考え方を説明する。(これもまた自己流ではあるけれど…)そして、実際に摘芯・摘葉をやってみせる。ついでに追肥のタイミングを、別の作物を使って説明する。そうなのよ…植物は生育環境が悪化すると早々に花を付けてしまうのである。そして、養分(光合成)が十分確保できないと次には、『花振るい』『実振るい』が起こるのよ。葉の色、病気の有無、そして害虫の種類など心得ていなければいけないことが多数あるのよ。そして、即、実践…彼の中途半端な摘葉箇所を再度点検させてみた^^;
何だこの昼飯は…残りモノの山^^;
さて、農場長の『おやじぃ』が夜鍋仕事で摘葉している『第4ハウス』に戻ってみて愕然…何~!もう「子蔓」が伸びきっているじゃあ~りませんか!つまり~きゅうりの成長の速さに、人間の作業スピードが追い付いていないのねぇ。『おやじぃ』でさえ、そうなのだから、のろまな『ポン太郎くん』が収穫最盛期に、摘葉作業を同時に進めるなんざぁ『神業』だわねぇ。今年は、のんびりしている『ポン太郎くん』に少々、負荷を掛けてやろうと植付本数を増やしてみたのだけれど、彼の能力に合った『管理適正本数』というものがあるのかも知れない。欲をかく前に、もう一度、本数を減らして、着実な管理が出来るようになることが先かもねなどと思案する『おやじぃ』でありますよ(笑)
はてさて、「愚鈍」とは言わないものの、「目標」や「結果責任」というものがないから、技術や知識を蓄えようとしない。一方、能力があるかどうかは別にして、『総理総裁の椅子』を目指す方々の何と多いことよ。この国の『悲劇』は、能力がないにも関わらず、出たいという思いだけで総理総裁を目指す方が国のリーダーと言われ、庶民の人気が『実力』と勘違いして報道し続けるマスコミにある気がする。『喜劇』においては、「愚鈍な者」も場の盛り上げには貴重な存在ではあるけれど、将来を託そうなどと思ったら、失われた10年、20年があっという間に40年となってしまうのではなかろうか?長男『ポン太郎くん』の「愚鈍な働き」は、「慎重」であるが故の結果であると身びいきすることにしよう。『おやじぃ』が生きている内は何とかなりそうな気もするが、果たしてこの世を去ったらどうなることやら…そんなこと知ったことか^^; だから今を大切にしなければいけないんでしょうに(笑)
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