
タラの芽が萌え、枯れ木にキノコが…
強風と雨の一日がまるでウソのように晴れ上がり、今日も今日とて幾ばくかの野菜を直売所に納品するために収穫作業をしていると、畑隣りのバァさん(大のヘビ嫌い)が『わらび出たがは?そごさおっきな蛇いださ(そこに大きなヘビがいた)』と教えてくれた。「屋敷蛇はお金が貯まる証拠、要らないけれどまた金貯まるなぁ~!」とうそぶいてやりました(笑) 恐らくアオダイショウだろうけれど、『おやじぃ』はヘビが大好きという訳ではないけれど、おサワリ、捕まえることはできるので意に介さない。むしろ、大きな悲鳴を上げるアンダの方が怖いのよ^^;
と、タラの芽の開き具合を見ていたら、今年の冬に切り倒した枯れた「タラの木」の根元に見覚えのあるキノコが生えているのを見つけましたよ。まずは、割ってみて中に「黒い点」が無いこと(ツキヨタケ)を確認してから、キノコ博士である「島津薬局長」に画像を送って確認願ったら、間違いなく「ヒラタケ」だった…先生のお勧めは、豆腐とヒラタケの味噌汁とのことなので、「まずはオッカーに毒見させてみます。」と回答の御礼と報告を兼ねて返信しましたけれど^^;
『お狩場』の「シャク(山人参)」である
さて、野菜の納品を終えて、そろそろ気になるのが『お狩場』の山菜類…「タラの芽」が萌えたのだからコゴミも出始めているかもと、午前中の余った時間を利用して『お狩場』の点検に…残念ながら、まだ早いようです。そのかわりに出ていたのは「シャク(山人参)」の新芽であります。わざわざ、ニンジンの葉っぱを食べなくてもと日頃は無視してきたのですが、手ぶらで帰るのも「シャク」だし、食わず嫌いも如何なものかと、少しだけ摘んで軽く湯掻いてみることにしました。オッカーもアルバイトで不在だし、暑かったし、お昼は「サラダうどん」にしてみようと即、決定!
なかなか豪華なお昼でありますよ^^;
はてさて、「豆腐とヒラタケの味噌汁」でどうぞ、などと言ってみても、彼女は自分の気が向かないモノは無視するし、最後は生ごみとしてごみ箱行きが目に見えているから、味噌汁は『おやじぃ』と「仏さま」とで供食^^; 将来のある長男『ポン太郎くん』にも、万が一を考えて食べさせない。ヒラタケはポット栽培で「シメジ」として売られておりますが、さすがに天然モノは食感が違う。(そんなに味が良いキノコという訳ではない…でも美味しい^^;)勿体ないけれど、初物のスナップエンドウは十分に甘くなっていた。何とか『お狩場』で見つけたコゴミは、まだ小さい。一番の驚きは「シャク」のお浸しですよ…確かにセリ科の独特の風味があるから、嫌いな方はダメかも知れないけれど、『大人の味』でありますよ。もう少し採ってくるんだったと後悔しましたけれど…数株、山菜エリアに移植決定だわねぇ。
これは「キバナノアマナ」かな^^;
手ぶらでも、こうして何かに触れることが出来るから、里山や野を歩くのは楽しい。ましてや、この時期は春にしか味わえない「旬の素材」を楽しめますから…この辺りが「田舎暮らし」の『豊かさ』と言えるのかも知れない。
『おやじぃ』は間違いないと確信しつつ、キノコは島津先生に確認し(ツキヨタケということは無いだろう^^;)「シャク」も毒草の「ムラサキケマン」(両者似ていて、生育場所も混生することもあるらしい。)もあるから、絶対的な自信がないと善意で人には上げられないなぁ。(あくまで自己責任で楽しんでいます。)
昨日、夕方に山菜エリアを探索していたら、ようやく「わらび」が萌芽しておりました。一昨日の雨が、「ヒラタケ」や「ワラビ」を目覚めさせたに違いない…これから忙しくなりますよ、野菜に山菜etc.…うふふ、『屋敷蛇』はねぇ、確かに「財」をもたらすんですよ、嫌わないでくださいな(笑)
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