その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

献身的な愛

2010-06-22 05:14:46 | 夢屋王国
お題に困った日は、花言葉を取り出して、ご近所さんの庭に咲いた『スイカズラ』の花言葉「献身的な愛」。愛などという言葉を使うと気恥ずかしい思いがありますが、古風な日本文化では、人を「いとおしい」「いとおしい」という心が恋となり、生活の中で愛が育まれたもので、西洋文化が移入し、ローマ字文化に慣れ親しむと「H(エッチ)」の後に「I(愛)」が生まれるようになった…などと訳の分からないことを講釈して楽しんでおります^^;
            
昨年、田んぼ脇の荒地で『オバボタル』と初めて出会いましたが、夕方の光量不足と折からの風で草が揺れ、ピンボケの画像となってしまいました。古くなった草刈機のエンジンが不調でかからない。こんな時は、少し休めのサインであると草刈機を風で自然冷却する間、同じ荒地をカメラ片手に覗いておりますと、今年も『オバボタル』に出会うことが出来ました。一生懸命に探し求めても見つからない時は一向に見つからないし、こんな風に休憩を取っている間に再開することもある。人生もまた同じような事が良くあるものです。
昨年の今頃、田んぼの中の「おたまちゃん'ず」は、出始めた「イナゴ」の幼生を食べるために、まだ取れない尻尾を着けたまま、イネの葉にしがみついていた記憶があるのですが、第一「イナゴ」がまだ出てこない。草刈をしていると隣の草むらから尻尾をフリフリ出てきては、慌てて田んぼに逃げ込む状態であります。水陸両用生活を始めた彼らは、餌を求めて隣の草むらまで出張しているようです。春先の天候不順は、いつもと違った生活様式を彼らにも求めているのかもしれません。寛大なる「夢屋国王」は草刈機の歯が彼らの首を刎ねないように、畦を横断するまで待つハメになるのですが・・・。

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