その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(国勢調査「た」)

2011-10-19 10:23:25 | 夢屋王国

平日にも係わらず、本日休暇を取って新潟県聖籠町「ひょうたん池」に釣行であります。まだ、明けきらない5時出発と約束し、山形県高畠駅「太陽館」前集合…ある者は最近長男の出産・育児と仕事に疲れ、また、ある者は日々パソコンに文字入力しストレスを溜め、また、ある者は釣りバカの先輩に強引に引き込まれ、オジサン3名と男子2名が車2台に分乗し現場到着^^;
頭上には、東北電力の東新潟火力発電所の送電線が走る小さなため池釣堀は、平日ということもあり5人のための貸切状態であります。

3年前までは、毎週土日は釣堀、野釣りへと「ヘラブナ釣り」に出掛けたものですが、ここ2年は殆ど釣りをしておりません。9月の茨城県筑波湖遠征以来、1ヶ月半ぶりの釣りであります。したがって、平日釣りに行くと言っても、オッカーザウルスは何も言わなくなりました^^;
このところ、土日は田んぼや畑仕事で家に居ますから…そう10月と雨が降る土日以外は、お百姓さんをしている方が楽しくなってしまいました。そんな塩梅ですから『夢屋国王』の興味は、お魚さんよりも湖畔にあるイチジクの実…夢屋農園にも小さなイチジクの木が2本ほど植えてあるのですが、どうして食べたら良いのか分からない。ジャムやソースのイメージはありますが、男の料理の食材としては、ちょっとばかり利用価値に難があります。乾燥果実は「緩下剤」の生薬…この辺に利用価値を求めますか…などと、柔らかくなった果実を1個無断で頂きますが、まずい…まだ、完熟しておりません^^;

 

自慢の13尺竹竿、深宙で30枚ほど釣り上げると、釣りに飽きてしまい通称「ジャミ」と呼んでいる『タナゴ』と『クチボソ』の画像を・・・頭が右を向いていると何故か画像に安定感がありません。ああ、そうか!焼き魚は、身を解し易いように、頭は左にしてお出しするよなぁ…無意識の中で見ている魚の姿に、生活習慣によって焼き付けられた魚の配置(常識)との違和感ではなかろうか…などと釣りとは関係のない方向へ思考が働いて行きます^^;
そこそこの釣果に満足し、帰りは新潟県産の日本酒「八海山」と山形県小国町産「本シメジ」を買い求め、明日の晩は『焼きキノコパーティ』さ^^;

No.〇×△ タイリクバラタナゴ Rhodeus ocellatus ocellatus 条鱗綱 コイ目 コイ科

婚姻色で虹色に輝く♂のタナゴは、子どもの頃から餌取り名人で希少な魚であると思っておりましたが、中国大陸からの外来種であることを、今回初めて知りました。さらに、日本固有亜種であるニッポンバラタナゴは、関西以西に生息し、タイリクバラタナゴとの交雑種も存在することからレッドデータブック登載の絶滅危惧種であります。小学生の国語の教科書で、タナゴの産卵行動の観察記録が載っていたような記憶があるのですが、♀はドブガイなどの貝の出水管に産卵管を通して産卵し、♂は入水管上で放精し、貝の体内で受精が完了する。コンクリート護岸と泥沼の減少で、タイリクバラタナゴと言えども、生息域は狭められているようであります。

コメント
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