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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(陽だまり)

2011-10-29 08:17:10 | 夢屋王国

昨年の今頃は、身体に冷たさを感じました。とにかく寒い。年を取ると身体が冷たくなって行くものなのかと思うほど…。したがって、朝は起きられず、冬を迎えるための外仕事も仕方なしにこなしている状態でありました。今年はと言えば、確かに寒い^^; けれども、昨年から比べると一枚肌着(ヒートテック)が無くとも外作業をこなせております。
色々と原因を考えてみますと、50歳の大台を超えたという寂しさと、仕事上のプレッシャー、農作業のつまづき…肉体的にも精神的にも疲れていたような気がします。「仕事に追われるな!仕事を追え!」そんな掛け声とともに働いてきて、いつの間にか仕事に追われる自分がそこに居りました。

今年はというと、オジサンの狡さが出て参りまして、少々力の抜き場所を覚えてしまいました。出来ないものは出来ない。やりたいことをやる。結果、農作業も少しずつ気なりに進めることで、新しいアイディアが生まれたり、仕事を追える立ち位置に居る気がします。
「お盆過ぎから、ジィちゃん出て来ないよ!」…我が家のオッカーは霊感が強いらしく、度々、私の肩越しに、外から覗き込んでいる亡父の霊が見えていたらしい。
「体調も良好。ひと通りのことがこなせるようになって安心したんだろう…。」そんな風に自信を持って答えられる自分が居ります^^;
晩秋の陽だまりで活動出来る昆虫も限られて来ました。アカタテハ・イチモンジセセリ・アブの類…成虫で越冬できる個体やアワダチソウの花粉で食を凌げるような昆虫がほとんどです。

身体を休められる10月最後の土日であります。明日は、雨で畑がぬかるんで作業出来ないでいたレッドオニオンを定植します。そして、遊びの材料は、先週、盗み見した「ピザ作り」に挑戦するのであります。ふと気付けば、お隣の車のボンネットには、松かさに閉じ込められていた松の種が解き放たれて、風に舞って落ちておりました。

No.68 ヒメアカタテハ Vanessa cardui  昆虫綱 鱗翅目 タテハチョウ科
漢字表記ならば「姫赤立羽」と書きます。同じような色合いをしたアカタテハという蝶もいまして、区別の仕方は、アカタテハの後翅の色が茶色であるのに対して、ヒメアカタテハは橙色をしております。日本では成虫で越冬する昆虫とされて来ましたが、千葉県内では幼虫で越冬することが確認されているようです。南極大陸を除く全世界に分布する広域種であります。
松の種・・・何故か動物の羽に見えるのは、私だけでしょうか^^;

コメント (1)
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