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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

弁当男子

2009-06-24 17:07:07 | 暮らし

恋愛には消極的で、酒よりもケーキ好き。女性よりも女性らしい『草食系男子』などという用語がちまたに流れ、ましてや『弁当男子』こと弁当持参の会社員が女子にも好感を持たれているなどという記事をみますと、悪乗りオヤジは即、便乗します。とは言え、子どもたちと私の毎日の弁当が四つを数えた時、さすがに「俺の分はもう良いよ…。」と言ってから6年が経ち、私の弁当作りから約20年間、毎日作り続けてきた我が家のおっかぁも、ようやく息子の大学進学とともに弁当作りから解放された訳ですから、今さら職場の女子のウケが良いから弁当作ってなどとお願いすることも出来ません。
と言うことで、ここ1ヶ月自分でお昼用の弁当を作っています。「ついに、副業のパチンコで負けたか…。」とか、「夢屋室長自分で作るんですか~?すご~い。」などと非難と感嘆の声が当初入り混じっておりましたが、1ヶ月も続けると何の反応も無くなります。むしろ、古老が入院し、我が家の米の消費量が極端に落ち始め、退院後も食が細くなり、どうしてもパンやそうめんを望む古老ですから、私が消費量を上げなくては…。田圃の朝仕事もあって、今や朝から丼飯を食する毎日です。
            
田圃周りの昆虫を目を向けておりますと、虫たちの性行動(Sex b
ehavior)を追いかけることにもなります。動物の性行動は、その出会いから交尾に至るまで、定型的なパターンを持っている場合が多く、このパターンを解析することができれば、場合によっては男女の交信かく乱を起こし、生息密度(総産卵数)の低下を実現できるかもしれない。ひいては、害虫防除の農薬の減少や発生予察に応用できるのでは…などと学術的な発言をしておくと、夢屋の農地内での異常行動もご理解いただけるのではと思います。(大半は、スケベ心で見ているだけですが…^^;)
そして、今日見えてきたこと。「カツオゾウムシ」の一種と思われますが、決して交尾をしている訳ではない。♀が♂をおんぶしているのではなく、♂が抱きついている訳で、これは、次の♂の交尾行動を邪魔しているのではないだろうか…。世の中の『草食系男子』君。我が子孫を残すためには、♂もまた努力をせねばならんのです。
『キショウブ』の花言葉…「私は燃えている」ですと…。

コメント (2)
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