健康を害する大気汚染

日頃から健康に気を付けている
人も多いと思うけど、実際に
頭では分かっていても、それを
実行しているかと言えば多分
パーセンテージは低くなるだろう。

巷で良くないと言われている
生活習慣をしているからと言って
すぐに病気や身体の異変が起こる
訳でもない。それで、ついつい
気を緩めてしまう結果、後から
ツケが出て反省しても遅いのだ。

目に見えるものは避けようとする。
しかし、空気中に存在している
多数の大気汚染は明らかに見えない
方が圧倒的に多いから放置する。

人が生活する上で基盤となるのは
住まいであり、その地域や構造
周辺の環境が大きく左右される。
同じように暮らしていても本人の
体調が悪くなるのは，外的要因が
原因で、それを特定できればいいが・・・

原因不明であっても、自分の体調が
悪化してくれば、そこには住めない。
そう判断せざるを得ないだろう。
大気汚染は身体を蝕む上に、他の
部分も相乗効果で悪化してくる。

誰でも同じ環境で、同じような
症状が出るものではないし。
全く平気な人も居るから、そこで
長年生活し続けられる訳だ。

鉄筋コンクリートの大型施設が
簡単に、いくつも解体工事を行う。
近所に住んでいなくても、そこを
利用して通れば、自然に被害を
受けているのは間違いない事実だ。

高速道路や特に交通量の多い
幹線道路は排気ガスに晒されている。
まして大型バスやダンプが頻繁に
通る所は一般車両とは規模が違う。
排気ガスが酷くて洗濯物が外に
干せないと言う人も居る位だから。

外観だけを整えて街が生まれ変わる
社会は本当に良い事なのだろうか?
その間に長期に亘って粉塵や騒音に
晒される状態を我慢する市民が居る。
すべてはお上の都合で勝手に決めて
実行されているように思うのは私だけか?