物事の進め方

物事の進め方は立場や状況に
よって異なってくるものだ。
相手がある場合に、自分の方が
力関係で上なのか、下なのか？
押せる立場か引かざるを得ないか？

具体的には自分でシナリオを
組み立てられる能力がなければ
どうしても、特筆すべき実力の
持ち主とは、到底言えないから。

つまり、人の指示に従わなければ
全く何もできない、金太郎アメ。
それでは、独自の発想や視点で
物事を捉えて進められない。

自分の優位や不利ではない
状況を作り出したいという
点ばかり考えていると、偏った
発言になっていくばかりで
相手は興ざめするか、それでは
話にならないと打ち切るだろう。

ある程度の展開や予想を立てて
自分なりにシミュレーションを
事前に行って置くことも重要だ。
臨機応変に対応できる人であれば
余りにも突飛な話でなければ
上手く相手を納得させる展開になる。

しかしながら、もし相手の方が
自分よりも秀でた頭脳の持ち主
である場合は、通常のやり方では
歯が立たない結果になってしまう。

自分のレベルを上げなければ
頻繁に悔しい思いをするだろう。
どんな事でも、実力の差が如実に
現れた場合に自分の非力を感じる。

相手の嘘や矛盾を突いて、指摘する
展開になれば、先方がそれを
認めるか、否かという人間性まで
面白いほど分かってしまう。

言葉の端々から、表情や態度から
人は無意識に反応しており、
見破る能力があれば、弱点を突く。
理想的な進め方ができる人は
餅を描いて交渉するのが得意だ。

優先度は時間 ｏｒ お金

時間を優先するか、それとも
お金を優先して生活しているか？
それによって、その人の価値観や
現状の生活状態を知る目安になる。

時間を優先する人は、日々の生活で
すべき事柄が大量に在るために
いかに時間を有効に使うか、という
点を重視してスケジュールを管理し
調整して生きている訳だから。

削る所がなければ睡眠時間を減らす
以外に方法は、ない状態なのだ。
それに対して、お金を優先する人は
自分が損をしない。所謂、お得感に
弱いタイプで１円でも支出を減らす。
それに労力を使う事を厭わない。

時間を費やして、例えば遠くまで
買い物に行く事にも抵抗はない。
安いに飛びつく人は絶対に多い。
スーパーの特売やデパートのセール
というのに、目がないタイプで
特別に欲しいと思わなくても行く。

自分の目で見て、安いものがあれば
買いたいという購買意欲が高いから。
もし、買いたい品物がなくても
費やした時間を別に無駄だと思わない。
特には、なかったという満足感だ。

お金を節約、倹約する事もいいが
いかに増やすか、という点も重視
すべき事だけど、なかなか個人の持つ
力量は差が大きいから。向かない人が
変に投資をすると資産が減少する
結果になってしまう、恐れがある。

しかし、本人は最初から減らす
つもりは、全く持っておらず
何の根拠もない、儲かるという
話やニュアンスで実行してしまう。

忙しい人が満足度の高い生活を
しているとは限らないし。お金に
困窮していない限り、自分らしい
生活を送っている人が１番だと思う。

何でも金で解決する？

あなたは何でも、お金で解決する。
そういう方法を取るタイプ？
それとも、それを嫌う人ですか？

世の中は、すべて需要と供給で
成り立っているのは事実である。
人が支持するものは、売れたり
評判が高くなっていく傾向が高い。

しかし、いくら良い品物や意見で
あったとしても支持する人が
少なければ、賛同が得られないと
それはポシャッてしまうから。

お金をチラつかせれば、反応や
感触が急激に変化してしまう。
それは、よくあることだけど
何だか現金な人というイメージを
持ってしまうのは拭えない。

人は感情の生き物だから。
腹が立てば起こるし、嬉しければ
顔がほころんでしまうのは
自然の現象であり、目の前に
現金が積まれれば簡単に寝返る。

時間を掛けて説得する方法を
好まない人は簡単に札びらで
人を惹きつけて、自分に賛同
させる方法を常に用いるから。

その光景を身近で見ていれば
いかに人は自分の言葉に責任を
持っていないか、実感するだろう。
後腐れのないやり方は、逆に
弱みを握られてしまう事にもなる。

相手が善良で、まともな人で
あれば心配する事もないけれど
お金で転ぶ人間の素性や考え方は
いつ、何時、どうなるのか
一抹の不安を覚えるかもしれない。

一見した所、無理だと思える
事柄であったとしても、こちらが
相手にとって好条件を提示すれば
結果オーライになるのは間違いない。
お金に転ばない人の方が、逆に
扱いにくいし、動かすのは難しい。

口に出す or 実行する

言葉にして口に出せば
周囲の人間に、その内容を
公言するのと同じ状態になる。
だからと言って、それを実際に
行うか、どうか、という点では
雲泥の差があると言えるだろう。

例えば過激な発言をしたとしても
頭の中で想像したり、心の中で
欲望が起こっても、それは実際に
実行されている訳ではない。

つまり、誰でも口に出した事を行う。
想像したり、思った事を即実行する
とは限らないわけで、それが嘘という
領域ではなく、実行する勇気がない。
或いは、犯罪になる事に抵抗がある。
もし見つかれば、タダでは済まない。

酷い目に遭うという事が分かって
いれば、良心の呵責や自問自答を
したり、躊躇するのは当然かも・・・

自分を追い込むために、敢えて
大勢の人、周囲に風潮しておく。
だから、しないといけないと思う
状況を物理的に切迫させてしまう。
そんな方法を取る人もいるから。

実行したい内容と、その人の実力が
マッチングしていれば、問題はない。
しかし、多くの場合、実行したい
事柄の方が難しい。高い目標を
掲げる事が多いので、挫折したり
途中で止めて、口に出す状態で終わる。

有言実行を常に行っている。
前向きでポジティブな人は
それだけ自分を追い込んで
日々の生活をしている証拠だ。
ネガティブな発言をするような
タイプの人とは関わらない。

理想と現実にギャップがあるほど
その人の努力や段階を上げる
必要が生じてくるし、それに
打ち勝つだけの根性や気力も
兼ね備えて置かなければならない。

仕事や恋愛、家庭や人間関係
あらゆる場面で、すべての理想を
手に入れるのは難しい事が分かる。
だからこそ、どこかで、何かの
形で息抜きや楽しみが必要なのだ。

現金な人とは・・・

自分にとって得になる事、
様々な利益を受ける場合に
簡単に現金な人になっていく。
そんな人を見かけると、あなたは
どんな風に思うだろうか？

自分と同じ人種だから親近感がある。
そんな人には自分はなりたくない。
盗める部分を取り入れて自分も
上手く立ち回っていきたいと思う。

現金な人は嫌われる傾向がある。
自分の意見や考えがコロコロ変わる。
つまり、損得勘定が最大の関心事
だから、自分の矛盾した行動や
意見に対して何とも思っていない。
簡単に言えばカメレオンタイプだ。

現金な人という言葉の由来は
昔の商人はツケで商売をしていたが
後日、お金の回収をする必要がない
現金で購入してくれる人に対して
ツケの客よりもサービスや愛想を
よくしていた事から来ている。

自分が得になる事、それが
生きる上で１番重要であれば
表面的な親切だけで、人の事よりも
他人を利用して、或いは騙して
自分が有利なる事ばかり考える。

ずる汚い人間が完成するのは
間違いないし、その人の嫌な面に
目をつぶって付き合うか、どうか？
決めるのは自分だけど、同じムジナ。
類は友を呼ぶと言われるが、
ハイエナは、あざとい人種の代表だ。

簡単に人の考え方や重要視して
生きている事は変わらない。
まして自分の親や周囲に同じような
人が居れば、何事も正当化する
傾向が高いし、疑問も感じないから。