怠惰な人間の末路

自分の性格や考え方、拘りは
分かっているようで、他人から
どう思われているか、的確に
余り知る機会はないかも知れない。
所謂、良くない事の本音を言わない。

その結果、勝手に自分だけの我流で
都合よく解釈している部分がある。
怠惰な人は面倒だという理由で
あらゆる事を、なるべくしない。
したがらない傾向が非常に強い。

窓やカーテンを一切開けない。
それが健康的な生活だろうか?
男女を問わず、料理をしないで
出来合いのもの、外食で済ます。
暇な時間があっても、自分を
向上させる事には使わない。

つまり、怠惰な日々の生活が
繰り返えされる流れを止めない。
それ自体に特別な嫌悪感を持って
いないかもしれないし、考えない。
口では調子のよい事を言ってみる。

ある程度の付き合いをすれば
その人の行動様式や生き方を
知る事になってくるだろう。
それが、別に自分に降りかかって
来なければ何も被害は受けない。

しかし、突然、怠惰な人間は
巧妙に擦り寄る術を持っている。
けれども、化けの皮が剝がれて
失態を繰り返しても平気なのだ。
だからこそ、向上心を持たない。

本当に優れた人間は失態を犯さない。
その事に神経を張って計画を練る。
何の努力もせず、目標も持たず
ただ何となく日々の生活を送る。
それも人生だけど、その末路は
明るい未来が待っているとは思えない。

余裕とゆとりのない生活は
年齢と共に格差も広がっていく。
怠惰な人間は現実逃避をする為に
依存症になる傾向も高くなる。